人の悪口言ってますか?
言いたいよね、思いっきり!
あいつ本当ムカつく。
あの言い方やばくない?
本当性格悪い、大っ嫌い。
思いっきり言いたい!!!
私は子どものころに仲間はずれにされたことがあるから「悪口」というものにアレルギーがすごくある。
少し前までは、平気で人の悪口言う人は、私の中からシャットアウトしてた。人の悪口を言う人は気持ち悪いと思ってた。その性格の悪さを恥ずかしげもなく表現できるなんて、なんて図々しいんだろうって思ってた。そんなの周りに言わないで本人に言えよ、本人に言えないなら他人にも言うな!
ってね。
でも、人の悪口堂々と言ってる人って、自分が何を言っても世界から嫌われないって意識でいるから最強なんだよね。
しかも堂々と言ってるからその場ですっきりしてる。
性格悪い自分を受け入れてるって強いよね。
私はまだ悪口100あったら60くらいしか言えない。だから言いたいときに100言えるようになりたい。
いい子してるのは一瞬気持ちいいだけで、本当の心の奥底は疲れている。「みんな、本当に器小さいんだな〜」っていうただのマウント取り。
「私の方が大人ですマウント」
「私の方が目覚めてますマウント」
そんな「私」が一番自分のことを知らなくて、一番眠っているのよ。
私たちが見習うべき小さな子どもたちは本人の前で堂々と悪口言ったり喧嘩したりしてる。
なのにすぐに仲直りして何もなかったように平然と遊ぶ。
大人になると、比較とか自己否定とか働いて、マウント取りたくなったり劣等感に苦しんだり、心が忙しい。
反対に、人を傷つけちゃいけないってルールにしばられたり、「人の悪口言いたいってことは自分に何か我慢させてるんだ」って頭で考えたりして、面倒くさいね。
もっとすっきりとシンプルになりたい。
自分の中で何が起きているか、いつも分かっていたい。
いいものはいい、嫌なものは嫌。それだけがいいね。