女性のオーガズムは女性が人生で感じる幸せの縮図

 

今年の夏のある日に、ふと気づきました。
女性のオーガズムは、女性の性器の構造は、女性が人生で感じる幸せの縮図になっていると。

女性のオーガズムは未知です。
どこまで感じても、もっともっと感じるようになる不思議な体感機能。
しかも、体感は自分にしか分からない感覚だから、どこまでも自分で深めていく瞑想のようなものなのです。

感じる心を取り戻して、感じる体感覚が深くなればなるほどに、身体のどこに触れなくてもオーガズムを感じるようになります。

広く知られていないだけで女性のオーガズムは不可解で未知で魅惑的で探求しがいのある
人生そのものともいえるもの。

 

ここでは、その中でもクリトリスで感じるオーガズムと膣の中・奥で感じるオーガズムについて書いていきます。

多くの人が、イク・絶頂・エクスタシーとは何か、オーガズムとは何かについて迷走しています。それでも、クリトリスへの刺激によって得られる気持ちいいの感覚、絶頂の感覚を味わったことがある人は少なくないと思います。

だんだんと気持ちよさが増してきて、階段を駆け上がっていくように感じる快感と快楽。その快感・快楽の頂点では最高の体感覚を得られ、そして最高潮は瞬間的に迎えられるものです。

そしてすぐその感覚は終わる。
次に同じ快感・快楽を得たいと思っても、くすぐったい、刺激が強すぎると感じてすぐには次のオーガズムは得られない。
これがクリトリスオーガズムです。男性の射精ととても似た特徴を持っています。

一方で、膣の中・奥で感じるオーガズム。この感覚は、深めるほど深くなっていく未知的で魅惑的な感覚です。

性エネルギーの感覚や実際の刺激によって、子宮が小刻みに震える。徐々に子宮だけではなく、全身が性感帯になったような感覚になり、いずれ子宮から快楽の波が生まれ始める。

その波は子宮を発端にして上へ上へと上がっていき、上がっていくと思いきや、また次の波が子宮から生まれ何度も何度もオーガズム・絶頂の波が生まれていく。

まろやかで甘くて丸くてなのに大きい快楽の広がりが永遠に身体に生まれ続ける。これが膣の中・奥を発端にして、全身で感じる快楽の感覚。

これは、今の私の体感覚ですが、きっとこれから永久に感覚が深まりそして変わっていくであろうと思います。

クリトリス(外側)オーガズムの一瞬で終わる快楽の感覚と、
膣の中・奥(内側)で感じる永続的な快楽の感覚。

これは、人生における幸せの感覚と同じなのです。

クリトリス(外側)オーガズムのような外側から得られる幸せ。

相手からの愛・お金・名誉・地位、こうした外側から得られるもので満たされる一種の幸福感。

それは刺激的で情熱的で、一瞬で自分を幸福・快楽の絶頂に運んでくれる。その感覚が永遠に続く、ずっとこの幸せの中にいられるといっときは思う。

だけど、しばらく時間が経つとその幸福・快楽の感覚は褪せていく。だからまた欲しくなる。あのときの快楽を、あのときの情熱を。

そして相手に、外側に求めるようになる。求めて満たされているうちはいいが、徐々に感覚が変わってくる。自分のセンサーが正常に働かなくなってきて、求めて与えられても100%満たされないと感じるようになる。

ここで気づけばいいが、気づかないと堕ちていく。

求めても満たされても、すぐ渇いていく感覚。ほしいほしいと常にそのことばかり考え続け
やっと与えられるといっときの潤いを感じ、そして時間が経つとまた強烈な渇きに苦しむ。

求めて努力して手にしても、もっと幸せな世界がある、もっと満たされている人がいる。

それを永遠に求めるのか?それを得るまでにどれくらいあの死ぬほどの渇きを感じたらいいのか?

これが、外側に求める幸せが強烈な執着に変わっていった先の形です。こうなるまでに何度となく、気づけるタイミングがあったはず。

本当の幸せとは何か?本当に満たされるとは何か?

一方で、膣の中・奥で感じるような内側の幸せ。

今自分がどんな現実に立たされていようとも、自分自身の中に圧倒的な安心感と幸せがある、そう思えるのが内側の幸せ。

人生の主導権を他人に明け渡さない。
自分の幸せを決めるのは相手・他人ではなく、自分の幸せを決めるのは自分であるという世界。

どんな苦しい現実に直面している人であろうとも、どんな苦しい人生を送ってきた人であろうとも、自分の中に絶対的安心感を感じる心のお家がある。

あるのにないと思い込んでいる。「これまでの人生が私を幸せにはさせてくれない」と自分で思い込んでいるから、ないと思い込んでしまっている。

女性には子宮がある。子宮がない女性でも、そこに子宮のエネルギーがある。

子宮は、生命エネルギーである性エネルギーが永遠に湧き出てくる臓器。子宮から生まれるオーガズムに、本当に、女性の幸せがある。

自分が自分として生きているだけで圧倒的な安心感と幸福感と、信頼、自由、愛、平和、パワー、そして生命力がとめどなくあふれてくるその感覚の場所がある。

ここにつながったら、離れてもいつでもつながれる場所に戻ることができたら女性にとってこれ以上の喜びはない。

生きていること、女性であること、性を謳歌できること、これ以上に求めて得られる幸せがありますか?

クリトリス(外側)オーガズムの一瞬で終わる快楽の感覚と、
膣の中・奥(内側)で感じる永続的な快楽の感覚。

女性器は、女性の人生の幸せの縮図です。多くの女性が、無意識でこの内面のあふれてくる幸せがあることを知っていてこの幸せの中で生きていたいと魂で思っています。

内面の幸せにあふれて生きたいなら、
内側のオーガズムにフォーカスする。

方法はたくさんある。

自分を愛でる、自分を愛する、自分の心・身体全部を好きになる、好きになれない自分のことをも愛する。一個ずつ、大好きな自分を増やしていく。

性に目を向ける。自分のどこが気持ちいいのかを自分で探求する。性器を見る、触る、奥まで指を入れてみる。自分の快楽が生まれる場所がどんな世界なのか、自分で知ろうとする。

セルフプレジャーをする。クリトリスで感じてみる。それがわかったら、バイブ、ヨニワンドなど使って膣の奥にアプローチしていく。

エネルギーでオーガズムを感じる体験なら、タントリックヒーリングを受ける。

一夜にして、爆発的に感じるようになれるなんてそんなに美味しい話はありません。
自分の膣が子宮がほぐれていく、全身が愛で満たされていく、それをまずは自分が自分に施す。何度も繰り返す。

だんだんと性エネルギーの感覚がわかってくる。膣が、子宮が発露する感覚、温かみがほしいと子宮が疼く感覚、徐々に子宮が意見を述べ始めます。

そこまできたら、「子宮が私を生かしている」という感覚に入っていきます。私にとっていいもの、必要なもの、学ぶもの、全部子宮が集めてくれる。私は、その集まったものを片っ端から体験・経験して、自分の血肉にしていくだけ。

ときに苦しい経験、体験があったとしても、子宮という大きな大きな器が私を守って支えてくれるから。

その状態が、女性が自分から生まれる愛で満たされている状態。無条件の愛の状態。

女性が自分だけで幸せになったら、その周りにいる男性は当たり前にその愛の感覚に引き寄せられていきます。愛を発する人の周りには、必然的に愛を受け取りたい人が集まっていく。そして循環が生まれていきます。

この原理で考えると、女性が自ら幸せになったら、地球が愛の星になる。みんな、外側に何がなくても、自分の中にあふれるほどの愛があったことを思い出せる。

だから女性は、自分の内側に、膣と子宮に、そして性・女性性に、光を当ててください。光があたれば当然闇も出る。でもその闇をOKと思える場所を、あなたの子宮が創ってくれるから。身体を信じて。

私は世界にこれを伝えていきたいの。
女性の幸せは、女性器に体現されている。だから女性は自分の性に光を当てよう。

すべての女性にオーガズムの体感と、愛の日常を。