意識の話

頭の中を休ませる

 

身近な人が心を病みました。しばらく仕事を休むようです。思いっきり休むことを頑張ってほしいなと思います。

私は、自分に対する自己否定とか自分へのジャッジメントをやめたくて、ここ数年自分に向き合ってきました。

試した方法は数知れず。瞑想、運動、ノート、感情解放など他にもたくさん。そのどれもが効果があったと思います。

そして幸いなことに、自己否定とか自分へのジャッジメントが格段に少なくなったなと思う今振り返ると、自己否定していた当時、自分自身に何が起きていたのかが明確に分かるようになって上手に説明できるようになりました。

心を病んで、仕事を休職する。それ自体は必要なこと。

一方で「休む」というとゆっくり眠ったり健康的な食事を取ったりダラダラしたりゴロゴロしたりと、身体を徹底的に休ませるイメージがある。

だけど、本当に休ませなきゃいけないのは「頭の中」。頭の中が休まらなければ、いくら身体を休めても元気は戻ってこない。

次々と、頭の中に湧いてくる止まらない思考と自分へのジャッジメント(自己否定など)を意識的に止める必要があるんですね。

これが最初はなかなか難しい。

私の場合は、宇宙理論とかスピリチュアルというものがもともと好みだったから、潜在意識ではどんな自分でもOKとか、魂の視座で考えるとか、そういう考え方、そういう人間の個々の肉体だけではカバーできない、「とにかく”大きな愛”というものがあるのかも知れない」という思考を持てたからまだやりやすかった。

だけど、「自分という人間が持っているのはこの小さな肉体とその中にある意識、それが全てだ」というところにいたら「ありのままで大丈夫」とか言われても、どうしたって「自分でどうにかしなきゃ」とか「早く治さなきゃ」とかそういう思考が走ってしまうでしょうね。

何を置いてもまずはとにかく、自己否定をしないこと。

自己否定がデフォルトになっている人がすごく多いから自己否定している瞬間に自分で気づくこと。

そして次に自己否定するのを止めること。

自己否定がやめられなくても、自己否定してしまう自分を否定するのを止めること。

これをコツコツと繰り返す。ここから全てが変わっていきます。

そして私は、その身近な人が大丈夫であること、無意識では光の方向を向いていることを信じて愛を向けていたいと思います。

 

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