オーガズム

【保存版・永久更新】オーガズムについて

私が知識として得てきたことと、身体で体感してきたことを踏まえて、オーガズムについて書きます。

最初にひとつ話しておきたいのは、オーガズムは人生の最後の最後まで、自分の中で味わって深めていくものだと私は思っています。だから、ここに書かれていることは今この瞬間までに私が感じているオーガズムの話であって、これからも私はずっとずっと自分のオーガズムを探求し続けていきます。

その都度体感が違って、湧き上がる感覚や感情も変わっていく。その都度見える世界が変わっていく。

なので、この記事は永遠に更新し続けていきます。

では、お読みください♡

快感オーガズムとエネルギーオーガズムの違い

オーガズムは性的な絶頂やエクスタシーと表現されたりしますが、オーガズムの感覚が分からない人にとってはそれがどんな感覚なのか分かりづらいと思います。

オーガズムを2つに分けて、一つは快感オーガズム、もう一つをエネルギーオーガズムと表現しますね。

快感オーガズムと表現したのは、クリトリスで感じるオーガズム(外イキ)や、膣の中や奥の部位(ポルチオなど)で感じるオーガズム(中イキ)のことです。このような肉体と肉体が接触することにより得る刺激による快感は、オーガズムの一種です。

一方で、エネルギーオーガズムとは子宮の反応やその後に子宮から突き上げる波のような感覚、そしてその後にやってくる幸せの感覚とここでは表現します。

オーガズムは人間が幸せを感じるときのエネルギー

オーガズムは身体を流れるエネルギーです。いろんな感じ方があります。

子宮から脳天に突き上げるような強く深いオーガズムもあれば、子宮のあたりでじわーっと感じる柔らかいオーガズムもあります。

体感は人によって異なりますし、身体の感覚は自分でしか感じられないものなので、自分のオーガズムと隣の人のオーガズムの感覚が同じとは限りません。

私は子宮の反応全てがオーガズムだと思っています。セックスのときはもちろん、セルフプレジャーや瞑想、なにもしていなくても子宮に意識を向けるだけで私の身体はオーガズム状態に入ります。意識を向けるだけのオーガズムは、セックスやセルフプレジャーでのオーガズムよりも感覚的には柔らかいです。

強烈なオーガズム

強烈なオーガズムの感覚を得るとき。

まずは子宮周辺が小刻みに反応します。その反応に続いて、子宮から大きなエネルギーが突き上げます。

継続時間は短ければ1回2〜3秒、長いと30秒くらい。

そして一度身体が緩む、そしてまたすぐ子宮が反応し出して、オーガズムのエネルギーが上がってくる。それがセックス、セルフプレジャーが続く限りずっと続きます。

その波が大きいほど、そしてオーガズムの継続時間が長いほどセックスやセルフプレジャーが終わってからも、身体のオーガズム状態がしばらく続きます。

そして、このオーガズムが突き上げてくるときにやってくる感覚があります。それが、安心感、安堵感、幸福感、至福感、多幸感、生命力という言葉に表現されるような感覚たち。

そもそも身体の感覚を言葉に表現するのはすごく難しいですし、人によって使いたい言葉は違うと思います。

私の場合は中でも特に、幸福感、生命力、意欲、自信と表現できる感覚が身体に満ちてきます。そしてもう一つの体感覚、涙がわんわんと流れてくる。

この子宮の反応からのエネルギーの突き上げ、そしてメンタル的な幸福感や多幸感が同時に来るときに快楽の状態が最大値に達します。

これに加えてクリトリスやポルチオでオーガズムを同時に得るときも、突き抜けた快楽の状態に入ります。

日常で感じる幸福感もオーガズム

ここまでお話しした強烈なオーガズムが、オーガズムの全てではありません。自分自身の子宮に常に意識を向けるようにしていると、日常のさまざまな瞬間で子宮が反応していることが分かるようになります。

空を見てきれいだな〜と思うときとか、
赤ちゃんを見てかわいいな〜と思うときとか、
お風呂や美容院などでリラックスしているときもそうです。

子宮の周辺にあたたかいものが広がる感覚、じわーっと感じる感覚、子宮がリアルにドクンと脈打つような感じ。これもオーガズムの一種で子宮の反応です。

だから、男女のセックスやセルフプレジャーで感じる快楽と日常で幸せな気持ちを感じるときの快楽は同じものだということです。

この感覚が身体で分かってくるようになると、セックスが特別なことだとか
隠しておくものだとか、言葉にしてはいけないものだとか、そんな概念がだんだんと薄れていきます。

人と人とが交流するときに当たり前に流れる幸せのエネルギーが性エネルギーであって、それがオーガズムのエネルギーと同じだからです。

自分の体感覚や感情を感じる感度とオーガズムの感度は同じ

こうして子宮の感度が上がり、日常でもセックスでもオーガズムを感じるようになると、自分の感情の動きにも敏感になります。

これはどちらが先に、というものではありません。自分の感覚や感情に敏感になることでもオーガズムの感度が上がっていくので、セックスでも本当に感じやすくなります。

体感も感情も、身体で起こるあらゆることへの感度を高くすることが、自分をよく知り、自分としてよく生きることにつながります。

感情を感じられるということは、どんな自分も受け入れていることと同じ。
反対に感情を感じられないということは、感じてしまうと自分がどうなるか分からないから感じないようにしているということです。

身体の感覚を知ることは自分のことをよく知ること

人のことは分かっても、自分のことがよく分からなかったりするものです。

自分のことがよく分からないのは、頭を使っているから。頭は、この社会常識やルールの中でうまく生きるために自分の行動をコントロールしようと働きます。

挑戦するとき、新しい世界に踏み出すとき、やってはいけないと教えられたこと、過去のトラウマから自分に禁止していることなどは、特に頭がNOと言って、思考をたくさん働かせて身体をコントロールしようとしてきます。

頭は、人間が安全圏にいるために、巧妙に狡賢く働くのです。

でも、身体は嘘をつきません。自分の身体に「快」の感覚があるなら、それはGO。反対に自分の身体に「不快」の感覚があるなら、それはSTAY。身体の感覚に従って生きることで、自分のことを自分でよく知って生きていくことができます。

たったこれだけのことなのです。

 

「快」と「不快」の感覚を感じながら自分のことを深く知ろうとしていくときに一番分かりやすいのが性の感覚です。

ここまで説明してきたように、性の感覚と言ってもその感覚は一つではありません。子宮で感じる温度の感覚や、そこからの全身に走る幸福感や生命力、他にも身体が溶けていくような気持ちよさや、愛に包まれるような安堵感など。

こうした人間の幸せの感覚は、女性の場合は子宮から出ています。子宮で感じて自分を知っていくことは、女性にとっては本当に幸せなことなのです。

女性のオーガズムと人間の生き方は連動している

人間はセックスにより受精し、子宮の中で育ち、膣を通って生まれます。人間の誕生そのものがすでに性と密接に結びついていて、切っても切れない関係。

それを人間の思考で、性を特別なものと考えたり、秘めておくものや隠しておくものと考えたりすることに違和感を感じます。

性のパワーは生命力そのもので、性で悦んで、性を主体的に感じながら生きることは本来とても健全な当たり前のこと。

私はあるときに、女性のオーガズムの状態と人間の生き方・在り方が連動していることに気がつきました。

快感オーガズムは外側から得られる豊かさや幸せ

クリトリスやポルチオなど、肉体の性感帯への刺激により感じるオーガズムを快感オーガズムと説明しましたが、これは刺激を受けている間やいわゆる「イク」という瞬間は強烈な快楽が身体を走ります。

とても気持ちがいいもの。特にクリトリスで感じる快感オーガズムの感覚は、感じたことがある女性は多いと思います。

ですがこの刺激による快感は永続しません。刺激を受けている間は快感は感じますが、刺激が止むと快感も止まります。特にクリトリスは一度快感が走ると次の快感までに時間を要することが多いですね。

人間が感じる幸福感もこれと似ています。例えば自分のルックスをほめられたり、臨時収入があったり、恋人から愛してると言われたり、他者から評価を受けたりすること。

こうした自分の外の世界からもたらされる幸せは、その一瞬は確かに自分を満たしてくれます。その素晴らしい一面は自分の特徴ですし、それが得られるのはとても豊かなこと。ですが、その幸せはほんのいっときで終わってしまいます。

外側から得られる幸せがあまりに刺激的だと、人間はもっとほしくなっていきます。その外側からの幸せを得るために頑張るようになり、次々とそうした幸せを得ようとする。

そのうちに、外側の豊かさがないと自分自身に価値がないような感覚になっていきます。満たしても満たしても、内側は満たされない状態。

これが外側から得られる豊かさ・幸せを求め続けた先の状態です。

エネルギーオーガズムは内面にある自分への愛や幸福感

エネルギーオーガズムは、何度でも子宮から湧いてくるエネルギーです。そのオーガズムを感じるたびに、内側の本質的な愛や幸福感、生命力を感じられます。

快感オーガズムと違って、セックスやセルフプレジャーの最中は続く限り際限なく感じられるものです。

人間の本質的な幸せも同じ。

人間は、本来自分の内側に幸福感や生命力を秘めています。今ここに自分が生きているというだけで幸せな感覚で生きられるのが、人間の正常な感覚の状態です。

日常に悲しいことがあったり苦しいことやトラブルが起きているとしても、ひとたび自分の内側に繋がれば自分の中に安心感や安堵感を感じることができます。

この感覚は、全ての人間が本質的に求めてやまない感覚。

お金がほしいという感覚は本質的には、必要なものやほしいものを我慢せずに手に入れられる、請求されるお金をいつも払えるという安心感がほしいということ。

人からの評価がほしいという感覚は本質的には、自分自身のことを誇らしく感じる豊かな感覚の中で生きていたいということ。

恋人がほしいという感覚は本質的には、愛されているという感覚がほしい、自分が愛に値する存在だと感じていたいということ。

これら、安心感、豊かな感覚、愛の感覚は、外側から何も得ていなくても
本来人間に初めから備わっている感覚です。全ての人は自分の心のお家に、この愛の感覚を本当は持っている。

この感覚を自分の中に感じられるようになったら、人生は自分のものです。
絶対的な自分の安心感の中で、どんな苦難も地に足をつけて乗り越えて挑戦できるようになります。その中で新しい自分に出会って、次々と人生を拡大させて生きていくことができる。

自分自身のオーガズムを育てていくことで、この自分の中の安心感といつでもつながれるようになります。戻るお家が自分の中にあることを覚えておくことができて、離れてしまってもいつでも戻ることができるのです。

女性のオーガズムと人間の生き方は連動しています。だから、性の扉を開けると人生がひらいて、自分が内面から豊かになっていくのです。

オーガズムは、全ての女性の身体に備わっている感覚です。多くの女性にオーガズムの体感を感じて、そして日常を愛の中で過ごす人生を送ってほしいと思います。

紡 ゆうこ

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