会えなくてもつながっていて、相手の感覚や愛情が手にとるように分かって、どんな自分も取り繕わずに出せて、どんな相手も愛を持って受け入れられる、そんな恋愛はいつも満たされていて豊かで平和。愛の感覚。
ときおりぶつかることがあったり、自分自身の成長のために会えなくなる時間があったりしても、必ずまたつながりあえるという感覚がある、確信がある、そんな宇宙の恋に憧れます。
だけど、会いたいのに会えない、交わりたいのに交われない、気持ちが一方通行で苦しい、相手が何を考えているのか分からない、そして知りたい、
もっと私を好きになって
もっと私に愛をちょうだい
私だけを愛してると言ってよ
そんな狂おしい感情も、心のどこかでは憧れているの。
苦しい、切ない、そんな感情が激しく右往左往する、そんな恋も今ここでしか感じられない愛おしい私の一部。
この激流のような感情が、エネルギーに拍車をかける。私という人間の生涯忘れられないひとときを生んだりする。
そんな狂おしい愛に引き裂かれて、ときにつながって涙と笑いと愛を小刻みに繰り返すのが人間の恋。
美味しい美味しい人間の悦び。
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