意識の話

自分の中だけは何を思っても何を望んでいてもいい

 

例えば結婚してる人を好きになったりすると、「彼が奥さんを嫌いになって、その後に私のことを好きになってくれたらいいな」

とかそういう望みが出たりする。
それはそれで、自分の中で思っていていい。

あとは空を飛ぶ鳥を見て、「私もあんなふうに飛べたらなあ」

とかそういう思いがふと湧いてくる。
それも自分の中で思っていていい。

全然違う話だけど、意識の話としては同じことだと思ってる。不倫の恋は実らないことも多いけど、でも彼が別れて私を好きになってくれたらなって心の中で思ったっていいじゃん。

人間が鳥のように空を飛ぶことは多分無理だけど、飛べたらいいなぁって思ったっていいじゃん。

 

叶うかどうかは関係なく、望んだり思い描いたりするのは自由なのに「それは無理」っていう自我があまりにも強すぎて、望むだけのことすら自分に許してなかったりする。

心の中だけなのに、選択肢すら与えない。しかも選択肢すらないから、望まないようにしていることにも気づいていない。

自分の中では、どんなことを思ってても、何を望んでいてもいい。なのに、状況が微妙だったり相手の意思が強くて変わらないだろうと思うと自分の中だけの望みすら自分で封印してしまう。

そして相手の生き方、与えられた状況の下に入って、その中でいかにも叶いそうな望めるものしか望んでいないのに、自分自身は100%自分の望みを望んでいると思い込んだりする。

望んでも叶わないからと望まなかった思い、考えても叶わないからと考えなかった理想、そういうのがどんどん身体の中で腐っていく。

そして身体が悲鳴をあげる。欲望が身体から出たーーーーーーい!って。ちゃんと自分に謝ろう。心の中、自分だけの世界の話なのに、望ませてあげることすらしてなかったね、ごめんね、ってね。

そして、なーーーーーんにも関係なかったら、何がいい?っていつも自分に聞いてあげよう。

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