言葉を通して人とやりとりするときに、お互いが自分の軸を立てていないとバランスが崩れて加害者・被害者の関係になったりする。
意見をされた側は受け取る必要があると思えば受け取ればいいし、今必要じゃないと思ったら受け取らなければいい。
意見をした側は伝える必要があると思えば伝えて、必要がなければ伝えない。そして相手が受け取るかどうか、どう受け取るか、気持ちを乱すかどうかは相手の問題で、そこに躊躇する必要はないということ。
意見をする側もされる側も、軸が立っていないとパワーがある方に巻き込まれてしまったり、パワーがない方を依存させたりすることになる。パワーがある方が加害者になって、ない方が被害者になる。
なんて優等生的にマニュアル的に書いては見たものの、、、、
人とのやりとりって瞬間ごと無限にあって、しかも一瞬で過ぎていくものだから、その瞬間自分の軸が立っているのか、冷静にそれを受け止められているかなんて実際わからないんだよね。
そのことに対してはすごくバイアスがかかった状態で見ているかもしれないし、苦手なこととかコンプレックスを持っていること、自信がないことを突かれたりすると、素直に受け入れられなくて抵抗したり、反抗したくなったりする。
毎瞬毎瞬軸が立っている人なんて、いないから。
だから、その瞬間感じたことを勇気を出して声に出していくしかない。
「そう言われると腹が立つ」
「そう言われると傷つく」
「そう言われると、なんか分からないけどモヤモヤする」
「それはなんか違うと思う」
「それはなんかずれてると思う」
「それは●●なんじゃない?」
それを
笑ってごまかす
聞こえないふりをする
素直に言葉に出せなくて持ち帰る
優等生ぶってきれいにその場を取り繕う
気づかないふりする
相槌でごまかす
納得してないのにスルーする
だから後で増幅して恨みになったり妬みになったりする。言えないモヤモヤを溜めて加害者になったり被害者になったりする。
相手の気持ちにまで責任取ろうとしてたら、永遠に自分の気持ちなんて救われないよね。
素直に、今の気持ちを言葉に出せるようになりたいね。(自戒を込めて)