意識の話

見たい世界は私が決める

 

この世の中には情報がたくさんある。その情報の一部は自分にとって心を不安にさせる情報だったり、耳が痛い情報だったりする。

人間の意識は、特に自分がブレやすい分野や自信がない領域では不安にさせる情報を掴みやすいし、簡単に軸からずれていってしまう。

それを「魔が差す」と言う。

真実かどうか定かじゃない思い込みがどんどん作られていく。その思い込みは常に自分を不安にさせ、その偽物の現実は目の前で起こっているかのようにリアルでどんどんと苦しいものになる。

全部自分が吸引している。そのブレやすい分野、自信がない領域を、ますますブレやすく自信をなくす要素にしたいのだ。

そのほうが脳にとっては安全だから。
変わらなくていいから。
挑戦しなくていいから。
見たくない自分に目を瞑っていられるから。
本来の魅力的で魅惑的な世界を見なくても済むから。

自分を信じ抜くほど簡単で難しいことはない。どんな現実が起こっても、その現実を引き起こしているのは私自身で、何か重要なことに気づくために起こしている。

それに気づいて手放せたら、人生バラ色だってことは頭では分かっているけど、実際バラ色になった人生は想像しているそれと比べものにならないくらい彩り豊かだ。

ものごとは二元であるはずがない。良い、悪い、の2つしかなかったら、こんなに報われない星はない。

こうだったら幸せ、こうだったら不幸、と決められているものでもない。すべての人が、無意識で意図した見方を人生に映し出しているだけ。

だから私は、その無意識を変えたい。

全部私のものにする。この苦しい思いも、泣きたくなる思いも、根こそぎ回収し尽くして、全部自分のものにする。カケラひとつ残さず吸い尽くす。

 

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