毎朝、子どもが目を覚ます前に、瞑想をします。瞑想と言っても、ヨガのような姿勢のいいポーズのちゃんとしたものではなく、楽な姿勢で、ときには横になったまま。
しばらく息を吸って吐いてを繰り返す。
だいたい毎朝15分くらいと思っていても、気づくと30分くらい経っていたりします。
朝起きたときが一番思考や雑念が多いです。眠っている間の無限の無意識の世界から、起きると意識が分離して、この小さい身体を持った自分を自分の全てと感じやすい。その意識のギャップが一番大きいから、朝は思考が走るのです。
だから、朝起きたときのとめどない思考をリセットすることから一日を始めることをすすめます。
私は、寝坊してたまにお休みする日もあるけど、コンスタントに続けるようになって一年くらい経ちました。
だんだんと、自分の中の愛に繋がるのが上手になってきました。
瞑想で自分の中の愛に繋がっていく方法はさまざま。
ただひたすら呼吸を繰り返すこともあるし、気に入っている誘導瞑想をyoutubeで聴きながらのこともある。ヨニワンドをお腹の上に置きながらのこともある。
何度も何度も思考が生まれます。そしてときにはその思考に持っていかれて、ときには数分
頭の中で対処法を考えたり、思いを巡らせたりすることもあります。
でも、何度も戻るんです、自分の体感の世界に。
一度、自分の中の愛の感覚、静けさの感覚の一端をキャッチしたら、そこからどんどん深い世界に入っていきます。
頭と身体は、別次元の世界。
頭で考えていること、その悩み、そのやるべきこと、そこから生まれる苦悩や感情、その全てが、身体の世界では溶けて消えます。
頭は、過去か未来。
身体は、今この瞬間。
私たち人間は、永遠に今にいることを許されている存在。なのに、ちっぽけな頭の中が私の全てだと思って、狭い世界でどうにかしようとしたり苦しもうとする。
だけど、誰でもこの永遠の今、身体、愛の世界にずっといることができる。戻ることができる。
この毎朝の瞑想で体感の世界と繋がっていくときに、子宮からオーガズムのエネルギーが出てくるのを感じるのですが、その感覚がキャッチできると、膣から花が次々咲くような
木の芽が次々伸びていくようなそんな体感覚が生まれていきます。
それが子宮から大きくなって頭頂に抜けて、抜けるとまた子宮から生まれてくることの繰り返し。
その花が咲く感覚、木の芽が次々伸びる感覚、これが「愛の感覚」です。
愛してる愛してる愛してるって、身体から声が聞こえてくる感覚です。
そうすると、今いる空間のエネルギーが感じられるようになって、それが愛だと体感できる、その感覚の場所にいられる。
この体感覚で一日を始められるのが幸せ。
ほんの少し前、2年くらい前まで、瞑想は大事なんだろうとわかっていても、面倒、やりたくない、続かない、よくわからない、の世界にいました。今思うと、私がそう感じていたのも頭の世界にいたから。意味があること、効率的なこと以外は選択したくない、それが頭の世界。
瞑想でつながりたい世界がこれだとはっきり分かったのは、やっぱりオーガズムがわかるようになって、身体がどんどん開いていってから。
オーガズムを、いわゆるエロやジャンル分けされた「性」としてとらえずに、もっと広く、生命、愛、パワー、生きる原動力として感じて、オーガズムが当たり前に日常の中にあるものだとたくさんの女性に感じてもらいたいなと思います。