先日、こんな記事を書きました。
2020年頃から土の時代から風の時代に移行したと言われています。簡単に言えば、今の風の時代は重たい土の時代に比べてなにごとも「軽い」ということ。
物質的なものが重んじられる土の時代に比べて、精神性が重んじられる風の時代。
いろんなものに囚われている自分を解放して、意識を拡大させて生きられれば人生の中で思ってもみないような体験や出会いが次々と起こっていく。
でも、現実世界の困難が当たり前すぎて、この「何かに囚われている自分」を認識するのも難しかったし、囚われていると分かっていても、そこから脱して自分を解放させることが難しかったりもした。
でも、風の時代における自分の解放は、もっと簡単でいいらしい。
もっと軽やかでいいらしい。
自分の今の立ち位置から、行きたい立ち位置に、ぴょんってジャンプする感覚。そのくらいでも解放されたりすることがある。
その代表的なものがエンターテイメント。
映画、音楽、舞台。
こうしたエンタメで、自分自身の何かが解放されて昇華されていく体験ができる。
自分の実人生で苦しみを味わってそこから困難を経て乗り越える大変な経験をしなくても、舞台の主人公に自分を投影させて、泣いて苦しんでその上で癒されることで私自身の何かが終わっていく。
今日、「theSTAR悪魔と契約した男」というミュージカルを観てきました。これがまさに、今の時代のミュージカルで、体感して自分を癒すミュージカルだったと思う。
今日はご縁があってゲネプロと初演の2回観ることができたのですが、最初と2回目では体感が違ったんですよね。
とにかく泣いたのですが、これは観ているときと観た後と、帰り道とそしておそらく翌日と、体感が移り変わっていくミュージカルのような感じがします。
そして何度か観るとますます感覚が変わるミュージカルだと思いました。
本日初演で、11月5日(日)まで。新宿御苑のシアターサンモールです。気になる方、ぜひ観に行ってみてください。