今から一年前くらいに「精霊鑑定」という鑑定を受けました。
どの人間にも精霊の存在がついていて、精霊は人間が決めてきた魂の目的に沿って生きられるように、そばでサポートしてくれているのだそうです。
精霊とは、八百万の神や人間よりも高次元の存在と言われるような存在と説明を受けたのですが、スピリチュアル界隈で言うところの宇宙エネルギーやソースエネルギー、ハイヤーマインド、そして精神分析や心理学で言われるところの潜在意識や無意識という概念と近いのかなと、私の中で解釈しました。
いろんな種類の精霊がいて、その鑑定の際に私には「糸の精霊」がついていると教えてもらいました。
一年と少し前に、タントリックヒーリングを通して私自身の女性性が解放されたのですが、「性エネルギー」というものが何なのかが分かり始めたのがちょうどそのころでした。
「性」はすべての人間にとって向き合う必要がある大切なもので、私は「性」について何かやりたい、発信したいと思う反面、「性」というくくりの中で私は何ができるのか、何がやりたいのかということに迷いを持っていた時期でした。
「性」というものが持っている日本人独特の概念、いやらしい・ふしだら・いかがわしい・大っぴらにしてはいけない・恥ずかしいというようなものから抜けきれないでいた時期でもあったので、「性」というやりたいことをやればやるほど、家族や友人など大切な人たちとの距離ができてしまうのではないか?という思い込みとも葛藤していました。
「糸の精霊」の役割は「つなぐこと」「紡ぐこと」。なので、自分と相手との間でエネルギーをつなぐタントリックヒーリングは、糸の精霊に守られている私にはとても向いているとそのときにアドバイスをもらいました。そのアドバイスが深く腑に落ちるように思えて、一瞬で「糸の精霊」「つなぐこと」「紡ぐこと」を気に入ってしまったことを覚えています。
そして私は以前から「紡ぐ」という言葉にとてもご縁がありました。
タントリックヒーリングなどの、今やっているような性の解放に関する発信をする前は、私はニットを編んでいました。ベビー服やバッグ、ハンカチ、ポーチ、スカートなどの衣類等、かぎ針編みでたくさんのカラフルな糸を使って作品をデザイン・製作して販売していました。
「糸を紡ぐ」。かぎ針編みで、一本の糸を繰り返し掛けては編んでいくことで、大切な一つの作品ができる。「一本の糸で私と私を紡ぐ」というメッセージをショップコンセプトにしていたこともあり、「糸の精霊」「紡ぐ」という言葉を鑑定で聞いたときに、私が子どもの頃から編み物を続けてきた理由を教えてもらったような気がしたんですね。私にとって祖母や母から教わった編み物は、編むほどに癒しを感じるとても大切なものでした。
だから当時は、「糸を紡ぐ」編み物に幼少期からご縁があったこと、そしてこれからは「エネルギーをつなぐタントリックヒーリング」をやっていくことに道がひらけたような感覚を覚えました。その理由で、タントリックヒーラーとしての活動名を「紡」にしました。
そして約一年が経った今日、衝撃的なことを知りました。
この一年でタントリックヒーリングを体感して発信して施術をすればするほど、疑問が生まれたりもっと知りたいという感覚が生まれたりするようになりました。ここ数ヶ月、あらためてタントリックヒーリングのベースとなっている「タントラ」について学ぼうと思って、まずは図書館でタントラに関する本を何冊も借りてきて、今日開いた本のあるページにこの一文がありました。
『タントラtantraとは、もともとはサンスクリット語で「糸」という意味である』
!!!!!!!!!
衝撃!
全然知らんかった!
私はこれまでにずっと糸につながることをやってきた。はじめから私はここまで導かれることになっていたんですね。
「糸の精霊」さんは、本当に分かりやすいサインで私を応援してくれていたんだなと感じました。
この性エネルギー・オーガズムの体感がいろんなご縁や出会いを連れてきてくれて、私自身の体感も変化を続け、これからますます私が生まれる前に決めてきたことをやり続けていくんだと確信を持った今日でした。
これからも「すべての女性にオーガズムの体感と愛の日常を」伝えるために、活動と挑戦を続けていきたいと思います。