今日書く話は「私にとって」のお話です。
私は、性というものの多くに興味があって、私の前に現れる性の体験は一度は全部体験してみたい!と思っています。
もちろん、性のジャンルの中でも興味が湧かないものもありますから吟味はしています。
これまで私が興味がある性は、全てひとまとまりというか、私にとっては全部同じものでした。
私が興味がある性は、どの性であっても子宮の反応があるからです。
その反応は疼くような感覚だったり、愛の感覚だったり、感動の感覚だったり、ときには悲しみなどの感情だったりさまざまですが、そうして子宮に反応があることを総じて「オーガズム」と言っています。
ですが、とあることを通して、私の中で性というものが2つに分かれました。
それが、真我の性と自我の性。
まとめて書くと、真我の性とは、性エネルギー・愛のエネルギーによる悦び。
自我の性とは、快楽による悦び。
私はタントラをベースに考案されたタントリックヒーリングというメソッドを通して
多くの人と子宮から出る性エネルギー(オーガズム)の交流を行なっています。
このときに流れる性エネルギーは、微細で精妙なエネルギー。
刺激によらない、本質的なオーガズムが体感できる体験です。
これによって、幸せの感覚、愛の感覚、全てがある感覚、これが子宮にあることを多くの女性が体感できます。
このエネルギーを多くの女性が体験できたとき。自分の中に全てがあるということを感じられる。
外側から得られる何の喜びがなくとも、自分が自分として存在しているだけで
幸せだったということが感じられる。
これは本当に素晴らしい体験です。
この感覚を根底に生きる人が増えたら、世界も地球もガラリと変わると感じます。
だから私は全ての女性にオーガズムを体感してもらい、日常に愛を感じてほしいと感じているんです。
これが私が生きる意味。
このことを考えるとき、どんな幸せよりも豊かさを自分の中に感じられる。
私にとっての真我の性です。
同時に、人間である私はまだまだ自我の性も楽しみたい。
その自我の性とは、快楽。
いろんな性の体験、恋愛、それによって生まれる刺激的な感覚や、人間的な感情。
これらが感じられるのはほんの一瞬だったりするけど、
人間としての肉体や感情がワクワクドキドキする刺激的な体験です。
これも私にとっては冒険的で魅惑的で刺激的で面白い体験なの。
真我の性の中に、自我の性がある感覚、
真我が自我を内包する感覚、そんな感じかなと思った。
自我の性の喜びは、楽しい。
だけれども、刹那的で一瞬で、
瞬間的に100になり、瞬間的に0にもなる。
だけど真我の性の喜びは永遠に自分から愛を与えることができる感覚。
だから自我の性も適度に軽く無邪気に楽しみつつ
本質的な自分の望みを忘れないでいたいなと思います。