パートナーや身近な相手ににイラつく人へ。
相手のせいでいつもイライラする。
相手が私をイラつかせるようなことをしてくる。
そのせいでいつも不機嫌。
そんなお悩みありませんか。
イライラしてると、なんだか全部が嫌になってくる。
イライラし続けててるのって、キツいですよね。
そんな毎日がこれからずっと続くのか?
そう考えるとうんざりしてくるのではないでしょうか。
本当はこのイライラ、モヤモヤを感じずに過ごしたい。
本当は幸せな気持ちで、楽しい気持ちで過ごしたい。
そのために、パートナーに私をイラつかせないでほしい。変わってほしい。
そう思うかもしれません。
でも、パートナーが変わって、あなたをイライラさせなくなったら
本当に幸せでしょうか?
答えはNO。
なぜなら、あなたの心の中のそのイライラは、パートナーや身近な相手の言動や行動によって生まれたんじゃなくて初めからあなたの中にあるものだからです。
あなただけじゃなく、全ての人の中にイライラの要素はあります。
問題は、それに着火するかしないかということ。
もちろん、イライラの導火線に火がつけばあなたはイライラモードになりますし、導火線に火をつけない選択を取れば、イライラすることは無くなります。
じゃあその導火線に火をつけるのは一体なんなのか?
それは、「飲み込んだ言葉たち」です。
パートナーや身近な人との間のことに限らず、
何かが目の前で起こった、何かを今聞いた、など何かを前にしたときに
人には反応が起こります。
感動の映画を見たら、涙が出てくる。
赤ちゃんがミルクを飲んでいるのを見たら、かわいいと感じるように。
それが自然な反応です。
でも、何かに対してネガティブな反応が出る時、
その反応を隠そうとする、感じないようにする人がとても多いのです。
例えば。
1週間前から楽しみにしていた友人との約束をドタキャンされた時。
それを電話で聞いたり、メッセージで見た瞬間に
「えーーーーーーー楽しみにしてたのにーーーーーー」
とか
「えーーーーーーこんな直前に言われてもーーーーー」
とか
そういう気持ちが出てくる。
なのに、多くの人が言葉に出すのはそれと真逆のことたち。
「仕事忙しいんだね、頑張ってね。またいつでも行けるから、連絡待ってるね」
「わかった!疲れてるんだね、ゆっくり休んでね」
とかね。
もちろん約束の相手に対して、大変なんだろうな、とか
疲れてるんだな、とか
思いを馳せるのは悪いことではありません。
相手が大変そうだと、自分の気持ちは置いておいて気を使ってあげたくなる気持ちもわかります。
でもね、出さなければいけないんです。この言葉たちを。
「えーーーーーーー楽しみにしてたのにーーーーーー」
「えーーーーーーこんな直前に言われてもーーーーー」
これが本当の気持ちで、本当に出したかった言葉だから。
残念だ、会いたかったのに、寂しい、私は時間を調整したのに。
そんな瞬間的に湧き上がってきた言葉たちを飲み込んではいけないのです。
それを飲み込むからイライラの導火線に火がつくの。
でも。
「言えない」って思いますよね。
今まで言わなかったのは、それが安全だったから。
言ったら今まで通りの関係でいられなくなる、
言ったらそんな小さいこと気にする人なんだってジャッジされる、
そんな怖さが出てくると思います。
じゃあどうしたらいいの?
それを後編でお話ししていきますね。