意識の話

無条件の愛

 

最近、愛がテーマです。
というか、タントリックヒーリング自体が愛のヒーリングなので、生きている限り私のこの人生は愛がテーマになるでしょう。

今日は無条件の愛について。
この話は、以前にもブログのどこかで書いていますが大切な話なのでこれからも何度でも書きます。

条件付きの愛と、無条件の愛。

条件付きの愛とは、何かをしてくれるから感謝してる、何かをくれるから好きだと思える、あなたがそうしてくれるから私も愛してる。そんなイメージ。

それは誰か自分以外の人に対してもそうだし、自分に対してもそう。自分に置き換えると、お金が稼げる自分だからOK、パートナーとうまくいっている自分だからOK、そうやって自分の行動や現状を材料にして自分をジャッジすることは、同時に自己否定することでもあります。

一方で無条件の愛とは、相手の言動や行動に関わらず、相手に対して愛の存在でいられる状態。

例えば、多くのお母さんが自分の子どもに対して感じている感覚がわかりやすいと思います。

日々、うるさい、寝ない、わがまま、同じことを何度もやる、そうした憎たらしく感じる瞬間はあるものの、根本的に自分の子どものことを無条件に愛している親は多いと思います。

それは、愛を受け取ってくれるから愛してるとか、期待に応えてくれるから愛してるとかそうした条件がある世界とは全く次元の異なる世界の愛。

相手がどんな状態にあるかは全く関係なく、自分自身が相手に愛をGIVEし続けられる、自分が愛そのものでいられる、それが無条件の愛。

無条件の愛は、自分自身が満たされているから相手に与えられる愛の状態です。

数年の間、子どものことを可愛いと思えないと悩んできた私の経験からお伝えしますが、お母さんで自分の子供に愛を感じられないという場合でもそれは自分自身への愛が満たされていないから感じる状態なだけ、ただそれだけのことであって、自分を満たしきればいとも簡単に解決します。

 

この無条件の愛は、自分の子どもだけではなく、パートナーに対しても抱くことができる。そのためにはまず、その相手を心底愛しぬくことが必要なのです。

自分を守るために愛を出し惜しみしていたり、怖くて本気の恋愛じゃないふりをしていたりすると、無条件の愛の場所には立てない。

本気で愛を明け渡し始めたところからステップが始まっていく。条件付きの愛、外側に求める愛に苦しんでいても、自分の内側を見ることにコミットしてさえいれば、いつか必ず無条件の愛の幸せの中で生きていくことができる。

私は自分の夫とのパートナーシップや恋愛のパートナーシップを通して、今そう感じています。

愛が行き違う、条件付きでしか愛されない、求めるほどに遠のいていく、いろんな愛の悩みがあると思います。社会的に認められない愛の形に苦しむ人もいると思います。

でもそんな状況や環境は全く関係なく、自分から愛が生まれ続けることを確信するのが無条件の愛の世界。

それは、相手がNOと言おうが、逆の道に進もうが、例え別れの道を選ぼうとも。

自分に愛が生まれる限り、その愛の感覚に従って世界を愛し抜くことができるのです。

 

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