これは私が初めて膣オーガズムというものを体感したときお話です。
セックスは毎回体感が違うものです。明確に言えるのは、回数を重ねるごとに女性は膣の奥が磨かれ、ある程度まで進むと相手が上手下手とかはそんなに関係なくなります。(あまりに身勝手な感じは冷めます)
とあるセックスの最中に今までにないくらい頭の中が真っ白になっていって、そしてある瞬間に子宮が動く感覚があって、(ちょうど出産のときと似てる感覚でもあったのですが)その子宮がぐぐぐぐーって膣の方に降りてきて次の瞬間、なぜか分からないのですが大量の涙がドバドバとあふれてきたのです。
悲しい涙ではなく、あたたかい涙で、でもなぜ泣けるのかまったく分からない。でも私の中に生まれたのは「もう私は子宮に降参します」という感覚でした。
子宮が降参じゃないです、私が子宮に降参です。
女性としての私の身体を動かしているのは心臓でも脳でもなくて、子宮なんだと思いました。それくらい女性にとって子宮はエネルギーを持つ臓器でパワフルで無限大。
そして変わったのはその次のセックスからで、初めて膣の奥で「イク」(膣オーガズム)というものを経験しました、それも何回も!この感覚を知ったら、これまでのはなんだったんだ?というような感覚でした。
私が感情とか情緒的な面で解放しきれないものを抱えていて、それが最後まで感じることを膣や子宮にストップをかけていて、それが涙で全部流されて終わりになったんだと思います。
とある女性の性の専門家によると中イキ(膣オーガズム)を経験したことがある女性は100人に1人だとか。
膣オーガズムを体感するようになるまではセックスが好きじゃないともちろん難しいし、思考を一切はさまない、100%エロ脳になる、官能・快楽の世界に没入していくことが必要。
慣れてくるとどんな相手でも数秒で膣オーガズムを感じる、むしろ挿入するかどうかは関係なくオーガズム状態に入るようになります。
しかも、その果ての果ては宇宙旅行らしいです。死ぬまでにそこまでいってみたいですね。