結婚式準備

プロフィールムービーのすすめ|逆構成で花嫁の手紙朗読をより感動的なシーンに

プロフィールムービーは新郎新婦のこれまでの生い立ちがみられる映像です。20年前くらいからある、結婚式では今も変わらず人気の演出です。プロフィールムービーは内容ももちろんですが、流すタイミングや構成により存在感が大きく変わります。

本記事で分かること
  • プロフィールムービーの一番いい作り方
  • プロフィールムービーを流す最適なタイミング
  • 感動をさらに呼ぶ逆構成プロフィールムービーとは?

内容や構成、タイミングを工夫することで、プロフィールムービーはオリジナルで最高の1本になります。友人の結婚式のムービーと差別化したいというプレ花嫁さんにも、ぜひ読んでいただけたらと思います。

プロフィールムービーは新郎新婦の生い立ち映像

プロフィールムービーとは新郎新婦のこれまでの写真をつないで音楽に乗せた映像のことで、結婚式では定番の演出です。最近では、写真だけではなく動画を加えて作ったりすることもあります。以前は「生い立ちビデオ」「生い立ちムービー」なんて呼ばれたりしていました。

プロフィールムービーの一般的な構成

プロフィールムービーは、新郎新婦の小さいころからの写真をつなげてまとめた映像です。
一般的には以下のような流れで構成されています。

  1. 新郎子ども時代
  2. 新郎学生/社会人時代
  3. 新婦子ども時代
  4. 新婦学生/社会人時代
  5. 新郎新婦出会いから現在に至るまで


子どもの頃の写真は、特に両親や親族に喜ばれます。
また小中高校生などの学生時代は、その時代の友人たちに喜ばれます。さらに、社会人になってからの写真は職場の上司や同僚たちに喜ばれます。

二人が出会ってからはまた親族や女性ゲストに喜ばれますし、誰もが見て楽しいのがプロフィールムービーです。

基本的なことですが、プロフィールムービーを作るときは結婚式当日に列席するゲストが全員登場するように写真選びをしましょう!
より盛り上がりますし、一人だけ出てこなかったりしたらかわいそうですから。

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プロフィールムービーを流す3つのタイミング

プロフィールムービーを流すタイミングもさまざまです。

オープニングムービーとして

プロフィールムービーをアップテンポな曲と合わせることで、オープニングムービーとして流すこともできます。この場合、披露宴開宴前にダラダラとした長い尺はあまり好まれないため、2~3分の映像にまとめることをおすすめします。

オープニングムービーとしてプロフィール風の映像を使う場合には、新郎新婦の二人の写真を多めに使うことをおすすめします。やはり二人の結婚式で二人のパーティーの始まりですから、新郎新婦一緒の写真が多めの方が自然です。

反対に言うと、子ども時代や学生時代の写真を多く用意するのが難しい場合にも、このタイミングでの上映がおすすめです。

 

お色直しの中座中

一番選ばれることが多いタイミングは、新郎新婦がお色直しのために席を外しているタイミングです。新郎新婦は、自分たちが中座していることでゲストが暇を持て余すだろうとこのタイミングを選ぶことが多いのですが、実はプランナーとしてはあまりおすすめしません

その理由の一つ目に、新郎新婦の中座中はゲストが席を外していることが多いためです。女性はお手洗いに行ったり、男性は喫煙をするなどで、席から離れることが非常に多いです。た、親族や両親はお酌をするためにテーブルを回っていたりもします。ゲストの半数が席を外している、なんていうこともザラです。

もちろん、結婚式場のスタッフはプロフィールムービーが始まることをゲストに声掛けしたり、司会者からアナウンスもありますがそれでも全員が席に戻ってくれることは少なかったです。

そして二つ目の理由に、中座中はゲストがメインのお魚料理やお肉料理を食べ進められるタイミングと重なるからです。お魚やお肉は温かいうちじゃないと美味しくありません。食べながら見ることもできるだろうと思う人も多いですが、多くのゲストは映像を見逃すまいとお料理を進める手を止めてしまうのです。

お料理の温かさについてはこの記事でも書きました。

お料理のあたたかさは結婚式の重要ポイント!ブライダルフェアで確認をたくさんの結婚式場見学に行っているのに、重要なポイントが確認できていないということがよくあります。その一つとしてよくあるのが、お料理があ...

こだわりのお料理をしっかりと食べていただきたいのなら、中座中こそしっかりとゲストの自由な時間にするのがベストです。

 

【おすすめ!】お色直し入場直前

一方で、同じお色直しの中座中でも、新郎新婦の支度が仕上がって再入場する直前の上映はおすすめのタイミングです。ゲストもお手洗いや喫煙から戻り、両親のお酌も終わって、多くのゲストが席に戻っていることが多いです。

さらに、プロフィールムービーの上映とつなげてお色直しの入場をすることで、ゲスト全員で新郎新婦の再入場を迎えることができます

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プロフィールムービーを作る方法は3パターン

プロフィールムービーを作る方法には3パターンあります。

 

結婚式場に依頼

結婚式を挙げる会場が契約している業者さんに、ムービー制作を依頼することができます。会場によりクオリティはまちまちですが、価格は非常に高いです。それは結婚式場と独占契約しているメリットの代わりに、年間で数千万円と言われる保証金や、50%以上のマージンを結婚式場側に支払っているためです。その保証料を回収する必要があるために、一本一本の映像制作料が高くなっているのです。

一方で、制作費の中にプロジェクターやスクリーンの使用料が含まれていることが多いので別途支払う必要はありません。

 

新郎新婦で手作り

アプリなどを使って、簡単に映像が手作りできるようになっています。自分たちで作ればタダですからコストをかけたくない場合には手作りもアリです。しかし、音楽著作権の規定がかなり厳しくなっているため、プランナーとよく相談する必要があります

別途プロジェクターやスクリーンの使用料や映像持ち込み料が発生することが多いです。

 

【おすすめ!】外注する

プロフィールムービーを制作してくれるウェブ上のお店は本当にたくさんあります。
結婚式場で依頼するよりもクオリティが高いのに金額も安い、というパターンも多いです。
プロジェクタースクリーンの使用料と、映像持ち込み料を考えてもこちらの方がお得、という場合もあります。

中でも7716weddingは、おすすめのプロフィールムービー屋さんです。一番のおすすめポイントは、修正回数に制限がないこと。仕上がった映像をみて「なんか違うな・・」ということはよくあります。そのため、納得いくまで映像にこだわりたい人にはおすすめです。連絡方法も電話メール以外に、チャット機能があるため早いレスポンスで対応してもらうことができます。

7716weddingは2019年5月のゼネラルリサーチの調査で、お客様満足度、仕上がり満足度、スタッフ対応満足度、どれも1位に選ばれています。無数にあるムービー制作会社の中でこれだけ選ばれるのはすごいことだと思います。

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逆プロフィールムービーとは

ここで本日の本題ですが、わたしはプランナー時代に逆プロフィールムービーというのをおすすめしていました。

逆プロフィールムービーの構成

これは本来のプロフィールムービーとは逆の構成で作ります。

  1. 新郎新婦の結婚式当日の写真(前撮り写真などを使いましょう)
  2. 新郎新婦が交際から出会いまでをさかのぼる
  3. 新郎の社会人から子ども時代までをさかのぼる
  4. 新婦の社会人から子ども時代までをさかのぼる

つまり、全く真逆の構成に作りこむのです。

タイミングは新婦手紙前

そしてポイントはここからです。この逆プロフィールムービーを花嫁の手紙朗読の直前に流します。映像が新婦が生まれた赤ちゃんの写真に戻ったところで、手紙を読み始めるのです。

両親は子育てを一生懸命していた時代のことを思い出し、さらに手紙に感動することになります。結婚式の結びをより感動的なシーンにしたい!という人にはぜひやってみてほしいと思います。

より感動を生むシーンにするために、以下のポイントもぜひ参考にしてみてください!

  • ムービー終わりから手紙読み出しの間に司会コメントを挟まないこと。挟むことで一瞬現実に戻ってしまう
  • ムービー始まりは逆の構成になっていることを司会者から一言コメント。それにより「なんかいつものプロフィールムービーと違う」という期待感をゲストに持ってもらえる
  • 外注する場合はオリジナルムービーとして注文するか、手作りがおすすめ!

 

まとめ・プロフィールムービーは構成と流すタイミングが超肝心!

プロフィールムービーのおすすめについて解説しました。ポイントをまとめておきます。

結婚式のプロフィールムービーをよりよく流すポイント
  • プロフィールムービーは流すタイミングが重要・なんとなく流すと感動がない
  • プロフィールムービーはコストやクオリティを考えると外注が一番!
  • 逆構成プロフィールムービーはより感動を生むおすすめ演出

変わらず人気のプロフィールムービーですが、こだわりぬいて最高の映像に仕上げてくださいね!

 

ABOUT ME
ゆうころ
ゆうころ
けっこんらぼの運営をしている、ゆうころです。 30代既婚で、二人のかわいい息子がいます。 元ウェディングプランナーとしての経験とわたし自身が結婚生活で学んだことから、結婚式にまつわるおすすめや裏話、これから結婚式を迎える人に知っておいてほしいことなどを発信しています。 詳しいプロフィール・サイトのコンセプトはプロフィールへ**