世の中にはさまざまなタイプの夫がいます。
- 俺様タイプ
- 女性のような女々しいタイプ
- 口うるさく細かいタイプ
- 短気・短絡的タイプ
などなど・・・(なんだか悪口のようになってますが・・・)尊敬できる部分も、苦手な部分も含めて世の中の夫の数だけタイプがあります。
今日は扱い方が難しいと言われる「殻に閉じこもるタイプの夫」について。実はうちの夫も殻に閉じこもるタイプの夫でした。殻に閉じこもるので、
- 喧嘩ができない
- 深いコミュニケーションも取れない
- 心の底・腹の底から分かり合える日は一生来ないだろう
このように私は寂しい気持ちをずっと持っていました。しかし、ある対処法を実践したことにより、徐々に夫は心を開くようになり、今ではどんなことでも話し合える関係性になることができました。
経験に基づいているので、殻に閉じこもる夫のことで悩んでいる人の参考になると思います。ぜひ最後までお読みになってみてください。
Contents
夫が殻に閉じこもるためコミュニケーションが取れないと悩む妻は多い
夫が殻に閉じこもることによってコミュニケーションが取れないと悩む妻は、意外と多くいます。私自身も経験しているので分かるのですが・・・
- 夫婦で同じ姿勢で問題に向き合ったりこれからのことを話したいというときに、片方だけ戦線から離れて別行動を取られてしまうのはとても孤独
- 誰よりもわかり合いたいと思っている夫だからこそ、絆が深まらないことに焦りやストレス、強い孤独感や深い寂しさを感じる
- こうしたタイプの夫は大多数ではないため、周囲に相談しても理解してもらえないという苦しさがある
こうした孤独感やストレスに悩む妻が多くいるのも事実です。
喧嘩をしても殻に閉じこもり何も話してくれない
殻に閉じこもるタイプの夫とは喧嘩になりません。不平や不満を言っても「分かった」と言われるだけで、反論や弁解、その他の解決方法の提示などもありません。
またこのタイプの夫は、喜びに対しても割と淡白だったりします。夫婦として、喜びを共有したい、問題を解決したい、お互いにブラッシュアップし合い高め合いたいという思いが通じ合うこともなかなかありません。
深い話ができないからイマイチ絆が深められない
殻に閉じこもってしまうということは、基本的に喧嘩になっても話し合って解決しよう!という姿勢ではないため、問題について夫婦で話し合っての根本的解決に至ることがありません。
一つのことについて徹底的に話し合ったり、意見を交わし合うというのは客観的に見るととても分かりやすい良いコミュニケーションですよね。そのように深い話ができていないということは、夫婦としての絆が深められていないというように感じられてしまうものなのです。
夫が殻に閉じこもる原因はそれぞれ
ちなみに、夫が自分の殻に閉じこもる原因は本当にそれぞれです。
- もともとの性質
- 育ってきた家庭環境
- 妻との関係が原因
- 仕事のストレスが原因
理由はこれだけではありませんし、さらに理由は一つではなく複数絡み合っているということもあります。
妻側から見ると夫が殻に閉じこもるという性質は大問題に見えるものですが、実は当の夫本人にすれば当たり前のことであって、なんら問題だとは思っていないというケースすらあります。
夫が殻に閉じこもる原因はそれぞれであり、その原因を解消することによる問題解決は時間がかかり最適な方法とは言えないため、本記事ではその部分には触れません。
殻に閉じこもる夫への誤った対処法2選
殻に閉じこもっている夫を何とかしようと行動に出ようとする妻もいます。私自身も「私が何とかしなきゃ!」と行動を繰り返し、見事に何度も失敗しました。
挑発して殻をこじ開けようとする
挑発すれば怒りの感情が生まれて、本音を話してくれるのではないかと思ったことがありました。小さな不満を大きめに膨らませて主張したりして、夫を挑発して怒らせようとしたことが何度かありました。
結果。
ますます夫は殻を厚くし、以前よりもさらにコミュニケーションが取れなくなるという事態に陥りました。殻に閉じこもっている相手はそもそも、相手に怒りを向けることがありません。この方法は陥りがちな失敗例です。
泣いて殻を開けてくれと懇願する
- 「もっと話がしたい」
- 「もっとわかり合いたい」
このように泣いて殻を開けてくれと懇願したこともありました・・wしかしこれも見事に失敗でした。
- 妻が自分のせいで泣いている
- 自分が妻に苦しい思いをさせている
夫は妻に泣かれることで、殻を開けるどころか、自分のせいで妻が不幸になっているという事実を突きつけられ、さらにプライドを傷つけてしまいます。当然ながら殻はさらに厚くなりますよね。
このように夫側は、妻には分からないプライドや気持ちを持っていたりします。男心については「新・良妻賢母のすすめ」という本を読むと分かりやすく理解することができます。ぜひ次の記事も参考にしてみてください。
殻に閉じこもり出てきてくれない夫への対処法2選
殻に閉じこもる夫を妻に何とかすることができるのでしょうか?まず結論から申し上げますが、夫の問題を妻が何とかすることはできませんし、夫自身を変えることもできません。例え夫が殻に閉じこもるようになってしまった原因が妻だとしても、それすら夫自身が自分で何とかしないことには殻から出てくることはできないのです。
①放っておく
そのため、殻に閉じこもった夫のことは放っておくしかありません。夫の問題は妻にはどうすることもできませんから、反対に何かしようとすればするほど関係性はさらに悪化します。
次の記事でも触れていますが、夫やパートナーが何か問題を抱えているとき、妻にできる一番の対処法は「何もしないこと」なのです。
- 相手の問題が改善すること
- 相手の人生がうまく進んでいくこと
これを信頼して見守ることしか、妻にできることはありません。そしてこれが、問題解決への最短のルートでもあります。
②夫以外に楽しみを見つける
何もしないで放っておくことに加えてもう一つ妻ができることは、夫以外に自分自身の人生の楽しみを見つけることです。
趣味でもライフワークでも仕事でもいいですが、これまで夫との問題を何とかしよう、夫のために努力して夫を助けてあげようと向けていたエネルギーは全て自分の楽しみに向けていきましょう。
対処がうまくいくとどうなるか?夫が心を開くようになる
人は、誰かのことを変えることはできませんが、自分の行動や考え方で相手に影響を与えることはできます。妻自身が自分の好きなことをしてキラキラと輝いていると、いつの間にか夫もそれに影響されて変わっていくということはよく起こります。
虫が光に引き寄せられていくように、人間もキラキラと輝いている人間に引き寄せられていいきます。自分のことに夢中で自分の好きなことに集中して生きていると輝きに満ちてくるため、眩しい存在となって夫を惹きつけていくことになるのです。
夫が殻に閉じこもってしまうという問題に対して
- 放っておく
- 自分の楽しみを見つける
この行動を進めていくと、夫がだんだんと心を開くようになります。それまでは殻に閉じこもっていることから夫とコミュニケーションが取れない、絆が深められないと悩みに感じていた夫婦も、気付けば夫婦で過ごす時間が長くなり、何でも話せるようになり、当初思い描いていたように絆を深めていくことができるようになるのです。
一般的な夫婦の型にはまるな!自分と自分たち夫婦の型を作ろう!
夫が殻に閉じこもってしまうという悩みの根幹には、
- 夫婦なら何でも話し合ってお互いに理解を深め合うべき
- 夫婦ならコミュニケーションの取り方を知っているべき
- 仲がいい夫婦には絆がなければならない
このような「普通の夫婦なら・・」という常識が隠れていて、その常識通りに行かないことへの焦りや不安が潜んでいます。
すぐに型が作れる夫婦もいるし時間がかかる夫婦もいる
夫婦に常識や「こうあるべき」という型は必要ありません。生まれた環境も育った環境も異なる二人が夫婦になるのですから、そうそう簡単に二人が心地いい形を見つけられるわけでもありません。もちろん、「こうあるべき」という一般的な型通りになる夫婦もいます。さらに、結婚してすぐに二人だけの型を見つけて絆を深めていく夫婦もいます。
一方で、二人だけの型を作っていくのに時間がかかる夫婦もいますし、最後まで二人の型を作らずに一緒に生きていく夫婦もいます。
二人が納得していて心地よくて幸せに生きることができるなら、絆がある必要も、世間の常識通りである必要も何もないのです。この点については次の記事でも詳しく解説しています。
自分の型さえしっかりしていれば何も問題ない
二人が納得して心地よく幸せに生きるためには、やはり夫も妻もそれぞれ自立している必要があります。この自立とは、経済的な自立や自分で生活できるかどうかということではなく、精神的に自立しているということです。精神的に自立していると、
- 自分の問題は自分で解決する
- 自分の人生を自分で切り開く
- 自分に優しい
自分に対してこのような存在であることができます。自分の型(=生き方のようなもの)がしっかりしていると、他人の問題に巻き込まれることがありませんし、巻き込まれても自分のあり方を貫くことで問題を消していくことができるのです。
こうなれたら拡大しかありません。自分だけでも拡大していくことができますし、夫と一緒に拡大していくこともできるようになります。
殻に閉じこもる夫への対処法・まとめ!
殻に閉じこもるためコミュニケーションが取れない、理解し合えないという夫への対処法について解説しました。いかがでしたでしょうか?簡単にポイントをまとめます。
- 殻に閉じこもる夫と絆が深まらないことで悩んでいる妻は多い
- 殻に閉じこもる夫への「挑発」「泣き落とし」は通用しないし、さらに殻が厚くなる逆効果も
- 殻に閉じこもる夫は「放っておく」
- 殻に閉じこもる夫は自分の楽しみを見つけ輝いていく妻に触発されて心を開いていくことが多い
- 夫婦の常識や「こうあるべき」が夫婦を苦しめる!型にはまらず自分の型を見つけよう
夫婦間のどんな問題も、自分の捉え方や対応方法で解決できることがわかると自分自身にパワーがみなぎってきます。近々個人相談もお受けしたいと思います!
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