結婚式の引き出物選びは、多くの新郎新婦が悩みます。引き出物の贈り分けは今や当たり前になりましたが、相手のこと考えれば考えるほど迷ってしまうものですよね。
カタログギフトは、選ぶ側が自由にセレクトできるのがメリットですが、自分たちらしさを出したいという方にはぜひオリジナルのギフトを選んでいただきたいと思います。そこで今回は、結婚式の引出物やプチアイテムとしておすすめなお箸について詳しくご紹介したいと思います。
- 結婚式の引き出物にお箸がおすすめな理由
- お箸が結婚式に向いている縁起のいい意味合いは?
- お箸の種類によっても縁起のいい意味が異なる
- お箸を引き出物以外で活用する方法
結婚式の引き出物選びに迷っている、結婚式にお箸を贈るのはどうなのか迷っているなど、結婚式準備を進めている人にぜひ読んでいただけたらと思います。
なお、ゲスト一人一人の名前が入れられるお箸について詳しくまとめた記事も参考にしてみてください。
Contents
結婚式の引き出物にお箸がおすすめな理由
そこでおすすめしたいのが、引き出物としてお箸を贈るというアイデアです。
理由①お箸は日本人なら誰でも使う
引き出物としてお箸をおすすめする理由は、日本人なら誰でも必ず使うからです。今使っているお箸があるとしても、そのお箸が古くなって使えなくなれば必ず次のお箸を購入しますよね。使わずにもらって困る人はいません。
理由②持ち帰りが楽
お箸は小さくて軽いので、結婚式の引き出物として持ち帰るのも楽です。グラスや器、カタログギフトは、重くて持ち帰るのが辛いという声をよく耳にします。特に高齢のゲストが重い引き出物を持ち帰るのはとても大変です。
お箸は高級感のあるアイテムですから、小さくて軽くても結婚式の引き出物として他のアイテムに引けを取りません。
理由③縁起が良く結婚式に向いている
お箸は非常に縁起が良いものとして、結婚式のアイテムにはおすすめなのです。どういった点が縁起が良いとされているのかについて、次の項で具体的に見てみましょう。
お箸は縁起物|お箸の縁起のいい意味合い
お箸には縁起の良い様々な意味合いがあります。
縁起のいい意味①2本で一膳
お箸は、2本で一膳です。夫婦の姿と同じことから、結婚に向いている非常に縁起の良いものとして知られています。結婚式の引き出物として用いられるのはもちろんですが、結婚した二人へのお祝いの品としてもよく贈られています。
縁起のいい意味②食べ物に困らない
お箸は食べ物を口に運ぶものです。その点から、お箸は食べ物を連想させますよね。そのため「食べ物に困らない」という縁起の良い意味を持つことでも知られています。
赤ちゃんの生後100日を目安にお食い初めという儀式が行われますが、このときにも「食べ物に困らないように」という願いを込めて赤ちゃん用の小さなお箸を用意します。このように日本には、お箸にちなんだ様々な風習があります。
縁起のいい意味③健康で長寿
「食べ物に困らない」という意味合いと同様に、お箸をお贈りすることは健康であることや、長寿であることを意味するものでもあります。そのため高齢の方への贈り物や、おじいちゃん・おばあちゃんのお誕生日、長寿のお祝いにはよくお箸の贈り物が選ばれています。
どの意味合いも非常に縁起が良く、新しい人生の始まりである結婚という節目にもぴったりであることがわかります。
こだわりの贈り分け|お箸の種類による縁起のいい意味
お箸の持つ縁起の良い意味合いについてご紹介しましたが、実は選ぶお箸の種類によっても深い意味があります。誰に贈る引き出物なのか、またどれくらいの金額のご祝儀をいただくのかによって贈り分けをするのが今は引き出物では当たり前になりましたが、ぜひ贈る相手に対してこだわりの思いを込めてみてはいかがでしょうか。
桑(くわ)のお箸の意味
桑の木で作られたお箸には、裕福であることや繁栄を祈願する意味合いがあります。これは、蚕が桑の葉を食べて成長することに由来しています。結婚式に参列していただいたゲストのこれからの繁栄を祈って、桑のお箸を引き出物に選んでみるのはいかがでしょうか。
欅(けやき)のお箸の意味
欅(けやき)の木で作られたお箸には、長生きすることや家系が繁栄することを祈願する意味合いがあります。欅の木は成長すると大木になることが、それに由来していると言われています。
ゲストももちろんですが、自分たちの家が結婚によりこれからますます繁栄することもあやかることができます。
八角形のお箸の意味
結婚式で贈るお箸のプラスワンアイデア
また、お箸は結婚式の引き出物としてだけではなく、結婚式で使うそのほかのアイテムとしても活用することができます。お箸を使った結婚式のプラスワンアイデアをみてみましょう。
引き出物のお箸を席札として使おう!
お箸を引き出物としてだけではなく、テーブルにセッティングする席札として使うのはいかがでしょうか。お箸もその価格層は幅広く、3,000円以上のお箸であれば引き出物として、1,000円以下のリーズナブルなお箸であれば、引き出物にプラスする縁起物として選ぶことが可能です。
さらに縁起物のお箸を席札としても使えることがあります。お箸自体にゲストの名前を入れることもできますし、お箸を入れる箸袋に名前を入れることも可能。
- テーブルセッティングに必要な席札として
- 引き出物にプラスして入れる縁起物として
- 当日の食事に使えるお箸として
一石三鳥な席札お箸は結婚式のマストアイテムと言えます。
\【最適】引出物としての名入れ箸に/
和婚のプチギフトとしても!
結婚式が終わった後の、お見送りの際にお渡しするプチギフトとしてお箸を選ぶというアイデアもおしゃれです。特に、和風な会場で和装の結婚式をする場合、お見送りの品がお箸であれば最後までテーマに沿った演出ができます。
プチギフトは300円から700円くらいが定番ですが、プチプライスのお箸を選べば予算内で取り入れることもできるでしょう。
結婚式に縁起が良いお箸を取り入れてみよう!
結婚式にお箸がおすすめな理由をご紹介しました。いかがでしたでしょうか。
- お箸が縁起が良いのは、「2本で一膳」「食べ物に困らない」「健康で長寿」
- お箸の種類「桑(くわ)」「欅(けやき)」「八角形の形」によってさらに深い意味がある
- 席札やプチギフトはお箸を使った結婚式のプラスワンアイデアとして使える
結婚式の引き出物や演出アイデアに悩んでいるようなら、ぜひお箸を考えてみてはいかがでしょうか?
記事でご紹介した名入れ箸リスト
裕福や繁栄を意味する桑(くわ)のお箸
