夫婦円満のコツ

どんな結婚が理想?私の結婚は普通?仲良し夫婦になるための考え方

夫婦関係や結婚に悩んでいる女性の多くは、このことに振り回されているように感じます。

「普通の夫婦になりたいだけなのに」
「普通の結婚がしたかっただけなのに」

旦那さんやパートナーとうまくいっていないと感じているのには、

  • 喧嘩が多い
  • コミュニケーションが少ない
  • スキンシップがない

など、夫婦それぞれでさまざまな理由があると思います。
本当なら楽しく会話して食事を楽しんだり、たまには子どもなしで夫婦だけの時間を楽しみたいと感じている妻も少なくないでしょう。
(反対に、旦那とは極力一緒にいたくないと考えている妻も少なくないとは思いますが・・ここでは触れないでおきます!)


では、そのように夫婦関係に不満を感じている妻のみなさんに質問です!
どんな夫婦が世間の普通か、どんな夫婦が世間での理想かを細かく具体的に考えたことはありますか?
漠然と「こういうのがいい」となんとなく感じているだけで、具体的な細かいことまでは考えたことがないのではないでしょうか。

本記事では、そんな「普通の結婚」や「理想の結婚」について書きたいと思います。


この記事を読んで分かること

  • どんな結婚が普通や理想なのか?
  • その普通や理想はどこから来ているのか?
  • 本当の意味で普通で理想の夫婦になるには?

私が自分自身の結婚生活から学んだことを元に書いています。
ちなみに・・

この記事の信頼度・私の結婚生活遍歴

  • 夫とは結婚してすぐ不仲になり何度も喧嘩を繰り返しました
  • 夫は5年前に浮気し、その後夫婦の危機を乗り越えています
  • 私は今結婚10年目を迎えて夫と子ども2人と幸せに暮らしています

夫婦での毎日を幸せに過ごしたいという人に、ぜひ参考にしていただけたらと思います。

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どんな結婚が普通?

早速ですが、一体どんな結婚が「普通」なのでしょうか?
細かく見ていきたいと思います。

記念日を祝うのが普通

例えば、結婚記念日やお互いの誕生日を祝うのが普通の結婚だと考えている人もいるでしょう。結婚記念日に夫は必ず妻に花を贈り、妻は夫の好物を作って待つ、そんな夫婦。確かに仲がよさそうですね。

ちなみにうちの夫も、結婚記念日と誕生日は必ず花束を用意してくれます。でも、毎年もらっておきながらこんなこと言うものなんですが、私はこれは普通のことではないと思っていました。

なぜなら、私の両親には結婚記念日を祝うとか、誕生日と祝うとかそういう習慣はなかったからです。父も忘れてるのか照れくさいのかいつも何も言わなかったし、母もそれに文句を言うことはありませんでした。だから、夫が欠かさずに祝ってくれているのを、こんな律儀な人もいるんだな-と感じたものです。

 

家事は分担するのが普通

例えば、家事は分担するのが普通と考えている人もいるでしょう。特に、夫婦共働きであれば、家事の全てを妻がやるのはありえない!分担するのが当たり前!と考える家庭も多いと思います。「ワンオペ」という言葉が使われるようになり、一人で育児や家事をするのが特別に注目されるようにもなりました。

しかし若い夫婦でも、夫が何もしないという家庭は少なくないです。一方で、そうかと思えば、奥さんは働いていなくても旦那さんが積極的に家事をしたり料理をしてくれるというような家庭もあります。

ちなみに夫婦の「普通」はそのほかにも・・・・・

  • 子どもがいるのが普通
  • 妻も働くのが普通
  • 家を買うのが普通
  • 旦那は働くのが普通
  • 喧嘩をするのが普通
  • 喧嘩をしないのが普通
  • 浮気しないのが普通
  • 夫婦生活があるのが普通

ほんと数えたらきりがないくらい、「普通」っていろいろありますよね。

 

人の数だけ普通はある・問題は自分がどう感じるか

カップルこのように、夫婦の数ほど、たくさんの「普通」がありますよね。自分にとっては普通のことでも、人にとっては悩ましいこともありますし、その逆も多くあります。

つまり、「普通の夫婦になる」ことや「理想の夫婦になる」ということが悩みや問題になるのではありません。自分が直面している夫婦関係や結婚生活が自分の心や琴線に「引っかかっているかどうか」が問題なのです。

その点がしっかり理解できていないと、自分の夫婦関係が他より劣っていると感じたり、夫婦仲が悪いように感じたりという、勘違いが生まれてくることになってしまいます。

 

普通ってどこから来てるか知っていますか?

考えれば考えるほど悩ましい「普通」。その普通はどこから来ているのでしょうか?

その普通はあなただけが感じる普通

ここまでお話したらお分かりだと思いますが、「世間の理想の夫婦」「世間の理想の結婚」とは単なる幻想です。それは、「あなたが」感じている世間の理想であって、つまり、あなた自身の理想や普通、好みに過ぎないということです。

そういう話をすると、「週に何回スキンシップしますか?」とか、「年に何回家族旅行しますか?」とか、そういったありがちなアンケートの結果を持ち出す方が出てきそうですが・・アンケートの結果や集計から見えるものは答えのように見えるだけで、それはただの平均です。関西に8割・関東に2割とか、80代に7割・30代には3割みたいな話かもしれませんよね。

しかも人柄も知らない、どのような夫婦かも知らない人たちの平均を見ても、あまり参考にはなりません。だから、世間の普通を知ろうとしたり、それと比較しようとしたりすることにはほとんど意味はありません。そのような平均や普通を見るよりも、あなた自身の夫婦関係を見つめることがより重要になってきます。

妻の普通と夫の普通は異なる

ちなみに、妻が思っている普通と夫が思っている普通も異なります。縁があって一緒に生活することになるのが夫婦ですが、幼稚園から幼馴染みとか、子どものころからほぼ一緒に育ってきたというような関係でない限り、ほとんど共通点のない家庭で育った赤の他人です。

その他人同士が、お互いの「普通」を掲げて話し合っても、そう簡単に問題は解決しません。実は結婚生活最初に、お互いの普通がずれていることをなんとなく感じながらもすり合わせることをせず、何年経っても引きずってしまっているパターンが多くあります。

どちらかの主張が強くて相手が我慢をしてしまうという展開や、お互いに見て見ぬふりをするという展開の場合には、のちに響いたりすることもあります。だから、喧嘩になってでもそのすり合わせをすることは必要なことです。(喧嘩の仕方にもそれぞれの普通がありますけどね)

ちなみに夫婦喧嘩や夫婦の話し合いについてはこちらの記事でも紹介しています。

上手な夫婦喧嘩の仕方|話し合い方・伝え方|自分の本音の掘り下げ方

 

さらに妻の普通と隣の家の妻の普通も異なる

さらには妻の考えている普通と、となりの家の妻が考えている普通も違います。隣の仲のいい夫婦がうらやましくて、「それに比べてうちは・・・」というように悩んでいる人も多いですが・・もしかしたら、自分の家も隣の家も実情は同じで、それに対して不満を感じるか感じないかの違いだけだということもあり得るのです。

ちなみにうちの実情で解説すると、お互いに夫婦以外のパートナーがほしいと思ったときには、お互いに認めることにしています。それを決めてから浮気はまだしていませんし(私は)、夫も多分していないと思いますが、これから素敵な人が現れたらすることになるかもしれません。でも、お互いのことは尊重しているし話もたくさんするし、仲もいい方だと思います。

同じ「浮気をする」という状況でも、かなり苦しんでいるご夫婦もいるかもしれないですよね。そんな奥さんにとっては、一見仲のいい私たち夫婦はうらやましく思えるかもしれません。

でも実際にはうらやましく見える夫婦も、お互いにそれぞれ別のパートナーがいて、楽しくデートしているという事実が見えないだけということかもしれないのです。

 

私たちが知っている夫婦はごくわずか

よく考えてみると、自分がよく知る夫婦関係は本当にわずかです。

夫婦関係の詳細までわかるのは親くらい

祖父母私たちが知っている夫婦というのは、ごくわずかです。一番よく知る夫婦は親ですよね。仲のいい両親だったのなら、両親のような夫婦になりたいと思うでしょう。反対に仲が悪い夫婦であれば、反面教師にすることになります。

一方で、両親のような理想の夫婦のハードルが高すぎて、無意識に理想的ではない夫を選んでいるという複雑なパターンもあるでしょう。子どもの頃から見てきた親の夫婦関係が、自分自身が築き上げたいと感じる夫婦像に影響することは多くあります。

次に知るのは義理の親

次に知ることになるのは義理の両親の夫婦パターンです。これは、はじめはなかなか見えてこないものです。

しかし、結婚して数年経ってくると、仲が良いと思っていた義理両親が実は大きな問題を抱えていた、というようなこともあります。ほかにも、全く一緒に行動しないし会話もないのに、実はお互いにちゃんと想い合っているというようなこともあると思います。

あとはほとんど知らない

自分の両親と義理両親以外で、あとはどんな夫婦の姿を知っていますか?意外と自分がよく知る夫婦像は、他にはないものですよね。

友人夫婦の話のごく一部を聞いたり、見たりするだけです。あとは、テレビなどで流れてくる本当かどうかわからない、芸能人などの「理想の夫婦」に影響を受けてしまい、それが普通と思い込んでしまうということもあるのかもしれません。(意外とこれは多いかも)

 

普通の結婚は考えても意味がない・自分の結婚が自分の普通

普通の結婚だと思っていたのは単に自分の中のイメージだった

そのように考えていくと、普通の結婚だと思っているのは、単純に自分の中のイメージに過ぎないことが多いということです。つまり、「普通の結婚がしたいだけなのに」「普通の夫婦になりたいだけなのに」という不満を抱えている人は、単純に自分の「理想」や「べき」を相手に押し付けていて、それが叶わないことに文句を言っているだけということです。

そのことが理解できれば、向き合うべきは世間の普通でも相手でもなく自分自身だということが分かってくるでしょう。

  • なぜ自分にとってこの「理想」や「普通」がいいのか。
  • なぜその条件が理想だと感じるのか。

このように自分の気持ちを掘り下げていくことができれば、同じように相手にも「理想」や「希望」があることの意味が理解できるようになります。そうすれば、お互いに違う形の愛情表現であったとしても、お互いに理解し、その愛情を受け取り合うことができるようになっていきます

希望を伝えるのはマスト!

仲良し夫婦それでも、自分の希望する形の愛情がいい、自分が希望するイメージの夫婦になりたいという理想を捨てられないということもあるでしょう。

希望を伝えることは大切なことです
相手が我慢して自分に希望を伝えてくれないというのは、逆の立場から考えても悲しいことですよね。

しかし、してほしいことを伝えるときに、相手にも選ぶ権利があるということを前提に置いておくことが大切です。相手に食器洗いやお風呂掃除を頼むという権利はあなたにもありますが、夫には受け入れる選択肢もあれば断る選択肢もあります。

あくまでも夫婦は他人です。自分の思い通りにならないからと喧嘩になるのは幼稚なコミュニケーションですよね。

もし相手に断られた場合は、別の方法を考えましょう。次からは、洗わなくてもいい紙皿を使うというのも一つの方法ですし、食洗機を購入するのもまた一つの方法です。

相手が自分の思い通りにならないことに気を揉むのではなく、自分も相手も気分が悪くならないような選択肢を考えることに時間を使いましょう。そして、相手の気分や自分の気分を損ねるようなコミュニケーションに時間を割くことは減らしていきましょうね。

 

話し合い方は大切

また、話し合い方も重要です。「あれやってよ」「なんでいつもこうしてくれないの」というような言い方は、押し付けになりますし、自分の本音が伝わりません。相手にやってほしいこと考えてほしいことは、自分の本音を伝えれば喧嘩することなく話し合うことができます。

その本音の伝え方についてはこちらを参考に!

上手な夫婦喧嘩の仕方|話し合い方・伝え方|自分の本音の掘り下げ方

 

まとめ

夫婦の普通について、そして理想の夫婦について解説しました。いかがでしたでしょうか。簡単にポイントをまとめておきます。

理想の夫婦とは!

  • 普通の夫婦や理想の夫婦は、あくまでも「自分が感じる」普通や理想のこと
  • 人によって、普通も理想も異なるから、比べられないし比べるものでもない
  • 相手を変えようとする前に自分の理想を見つめ直してみる
  • 相手に希望を伝えることは必要だが、相手の選ぶ権利も受け入れる
  • お互いが満足する形を模索するためにコミュニケーションを取ろう

いつだって普通の夫婦とは、自分の中の普通であり、自分の普通とは自分の好みや理想なのです。それを叶えられる方法を考えればいいだけなのに、それがもたらされないことに不満ばかり抱えているというケースは本当に多いです。

文句が出てきたら、相手を変えようとするのではなく、自分の希望を見つめて、それを叶えるためのあらゆる方法を考えるようにしてみてください。そうするとだいたいのことが自分で解決できるようになり、仲の良い「自分の」理想の夫婦に近づくことができるようになりますよ!

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これからも、夫婦円満のコツについて分かりやすく、誰でも実践しやすいように発信していきますね♩    

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ゆうころ
ゆうころ
けっこんらぼの運営をしている、ゆうころです。 30代既婚で、二人のかわいい息子がいます。 元ウェディングプランナーとしての経験とわたし自身が結婚生活で学んだことから、結婚式にまつわるおすすめや裏話、これから結婚式を迎える人に知っておいてほしいことなどを発信しています。 詳しいプロフィール・サイトのコンセプトはプロフィールへ**