夫婦円満のコツ

夫・パートナーとの問題解決に「とっておきの考え方」自分との線引きとは?

ゆうころりんです。
実は記事を書くのはとても久しぶりなんです。

  • 記事を書いてもサイトが伸びない
  • 私なんかの発信する情報は誰も必要としてない
  • お金にならないことは後回しにしなきゃ

というような、自分の中の自信のなさやくだらないスネ、昔から染み付いている「仕事=お金」の癖が邪魔をして全然前に進めていませんでした。

でもある人が発信してくれている言葉が胸に刺さって。

「この時代、いい加減スネてる場合じゃない!」

コロナ時代を乗り越えて、これからはどんどん自分のやりたいことや理想、願いを叶えていくフェーズに入っていくと思います。私も、もう自分の中のくだらないスネは捨てて、どんどん前に出て発信していきたいと思いました。

前置きが長くなりましたが。

そんな中、今のうまくいっている私たち夫婦関係を振り返っていて、どうしてこんなに仲良くなれたのか考えていました。振り返るといくつかあるのですが、その中でも大きかったのが今回の記事の内容かなと思います。

夫と私は他人であると認識し、夫との間に明確に線引きができるようになったこと。

これがうまくできるようになってから、どんどん関係性がよくなっていきました。今日は、夫やパートナーとの関係性がうまくいかないときに考えてみてほしい、線引きの仕方について書いていこうと思います。

本記事で分かること
  • 関係性がうまくいかないときに持ちたい、夫・パートナーとの間に明確に線引きする考え方とは?
  • そもそも夫・パートナーとの間に線引きするとはどんなことなのか?
  • 実際に夫・パートナーと自分との間に線引きする方法は?
  • 夫・パートナーとの間に線を引く、他人として認識するのは愛がない考え方なの?

一度読んだだけで腑に落とすのは難しいかもしれませんが、何度も読んだりイメージしてみたりすることで少しでも感覚的なものが伝わるといいなと思います。

もう少しご自身の状況に合わせた解説・アドバイスなどがほしいという場合にはオンラインセッションもどうぞ。

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夫やパートナーとうまくいかないとき・ほとんどの問題が解決する「ある考え方」とは?

夫・パートナーとうまくいかないときに陥っていることが多い状況や、その状況が一転する考え方について解説します。

夫・パートナーと私との間に明確な線引きをすること

夫・パートナーとうまくいかないときでも、ほとんどの問題が解決してしまう考え方。それは「相手との間に明確な線引きをする」ということです。

夫婦だから、パートナー同士だからと物理的なことや気持ち上のこと、何でもかんでも共有しようとしないということです。そして、夫やパートナーの問題を自分の問題として置き換えたり、自分の不幸を相手のせいにしないということでもあります。

夫・パートナーとうまくいかないときはだいたい線引きがうまくできていない

夫・パートナーとうまくいっていないとき、この相手との線引きがうまくできていないことが多いです。

  • 夫の金銭問題に苦悩したり・・
  • パートナーの浮気問題に悩んだり・・
  • 夫の病気で悩んで自分もうつになってしまったり・・
  • パートナーが自分を愛してくれないと悲しくなったり・・

あくまでも例えですが、こうした悩み深い問題も、線引きするという考え方ができるようになると解決です。正確には、「解決=問題が問題ではなくなる」ということですね。

線引きは難しいようで簡単

夫・パートナーとの間の線引きは、簡単そうに見えて難しいかもしれません。しかし、考え方によっては難しいようで簡単です。

「夫・パートナーは他人!私ではない!」と思えればいいということです。そうは言っても、

  • 夫の問題は、私たち家族にも降りかかってきますよね?
  • パートナーの病気が治らなかったらどうしたらいいですか?

と思うかもしれません。しかし、相手を他人と思えると、自分に降りかかってくる現実とは「別物」として見ることができるようになるので、全く違う心の持ち方ができるようになるのです。

そもそも夫・パートナーと私との間に線引きをするとはどんなこと?

そもそも、夫・パートナーとの間に線引きをするとはどんなことなのでしょう?できるだけ分かりやすく解説したいと思います。

線引きは夫・パートナーと私は他人で別人格だと明確に認識すること

線引きするということは、私と相手とは他人であり、別人格であるということを明確に認識するということです。

旦那さんやパートナーとは、仲は深いし親密ですが、あくまでも「他人」ですよね?血の繋がりがあるとかないとかそういうことではなく、「別人格」「別の人間」という意味で、自分以外の相手は親だろうと子供だろうと誰もが他人です。

他人であるということは、相手のことを自分のことのように深く全て理解することは不可能であるということです。

線引きができていない事例

では、夫やパートナーと自分との間に線引きができてないということは具体的にどのようなことなのでしょうか。前項で挙げた例をもとに見てみましょう。

例①夫の金銭問題に苦悩

旦那さんが借金やギャンブル、浪費癖などで大変な思いをしているという奥さんもいるでしょう。家族が毎日暮らすためにはお金が必要ですが、そのお金を旦那さんが使い込んでしまっては大変です。

では、線引きしてみたら?

あくまでも金銭問題は、夫の問題であって、奥さんや家族が生きていくための問題ではありません。夫がお金を使ってしまうことによって家族が生活できない、というのは、奥さんにお金を稼ぐ力がないことと夫がお金を使ってしまうことを結びつけてしまっていることから生まれている問題です。

  • 夫がお金を使ってしまう(夫の問題)
  • 奥さんにお金を稼ぐ力がない(妻の問題)

これは全くの別問題ですよね。奥さんが解決のために行動できることは、自分にお金を稼ぐ力を身につけることや、「自分でもお金を稼げる!」という自信を取り戻すということです。

例②パートナーのツライ浮気問題

浮気されるのはツライです。私も元サレなので、よーく分かります。例えば、以下のようなパターンの場合。

  1. 浮気が発覚
  2. パートナーは猛烈に反省し相手とも別れる
  3. でも浮気された自分の心の傷や怒り・恨みは収まらない!

こんな状況もあろうかと思います。そうはいっても、そんなに簡単に裏切られたことは許せない、そう思いたくなる気持ちも分からなくもありません。もうすでにパートナーは猛省し、相手とも別れています。いくら自分が許せないと思っても、これ以上相手にしてもらえることは何もありません。

でも、これも線引きで解決します。

  • パートナーが浮気をしたこと(パートナーの問題)
  • 自分が傷ついたこと(自分の問題)

これも別の次元の問題なんです。

パートナーに浮気をされて傷ついてしまうことを否定しているのではありません。パートナーが浮気したことはパートナーの問題であって、自分の問題ではないのです。仮に、パートナーに「お前のせいで浮気した!」と言われたとしても、それは「浮気したことを相手のせいにしたいパートナー自身の問題」であって、私の問題ではないのですね。

同じく、自分がパートナーの浮気で傷ついたとしたら、その心の傷を修復してあげられるのはパートナーの反省でも愛情でもなく、自分自身が自分を癒すという行動・思考だけなのです。自分自身が自分のことを大好きで堂々と自信を持って人生を歩んでいれば、パートナーの浮気に怒りを感じたり悲しみを感じたとしても、いつまでもじわじわと自分の心を痛めたりすることはないのです。

例③夫のスマホを覗いてしまう

浮気や隠し事を疑って、夫のスマホをチェックしてしまうという人もいると思います。(お恥ずかしながら、夫の浮気絶賛期のときは私もスマホチェックをしては自分の心を痛めつけていました)

スマホチェックって、いいことなしです。何かあっても自分が傷つく、何もなくても見てしまった自分が傷つく。当時は本当にやめられなくて、「私頭がおかしくなっちゃったのかな?」と真剣に悩みました。まるで薬物みたいだなと思います。

夫のスマホチェックをする心理としては、

  • 浮気をしていないか確認したい
  • 隠し事をされていないか確認したい

こういう心理があると思いますが、もう一歩踏み込むと

  • 隠れた浮気で自分が騙されているんじゃないか確認して自分を守りたい
  • 隠し事で今後大変な思いをする前に把握しておいて自分を守りたい

こんな心理にたどり着くかなと思います。

でも、人のスマホを盗み見るという罪悪感には襲われるので、自分を守りたいために行動しているのに、どっちにしても自分を傷つけるという正反対の行動を取ってしまっているんですけどね。

この行動は、自分を守りたいがゆえの行動であるように見えますが、実は、自分の人生が完全に夫に振り回されていることを受け入れているという行動でもあるのです。

線が引けると?

スマホチェックや夫を監視するような行動全てにおいて言えることですが、夫との間に明確に線引きができるようになると、スマホチェックも夫の監視もすぐにやめられます。

万が一、夫が隠れて浮気していたり、大きな隠し事をしていようとも、それは夫の問題であり私の問題ではないと感じることができるからです。だから、相手が私の知らないところでどんな行動を取っていようと、気にならなくなるのです。

そうすると、完全に夫に振り回されることを受け入れていた自分の人生が、自分の元に戻ってきます。自分で人生の舵が切れる感覚が戻ってきて、力強さがみなぎってきます。

夫・パートナーとの間に線引きするための方法

夫・パートナーとの間にしっかり線引きをするためには、今自分が悩みだと思っていて、問題だと思っていることを一つ一つ見直してみることが大事だと思います。そして、その原因を夫やパートナーのせいにしている部分があれば、それを全部自分の視点に変えてみてください。

自分の視点に切り替われば、解決法がすぐに浮かんでくる場合もありますし、もちろんすぐには自分の問題と切り替えられない問題もあり、時間がかかることもあると思います。一日二日で全てが解決するものでもありません。ゆっくり時間をかけながら、自分との対話を進めてみてください。

夫・パートナーを他人と認識するのは愛がない?

私は、夫との間に明確に線を引けるようになって、とても楽で楽しい夫婦生活を送れるようになりました。でも、夫の問題と自分の問題を混同していたときは、線引きすると言われてもあまりピンと来なかったような気がします。それは、夫やパートナーのことは、表面的なことから心の奥底のことまで、全て理解し合わなければいけないという思い込みがあったからです。

私も昔は「夫は他人」は夫婦愛・絆がないと思い込んでいました

昔、夫との問題に悩んでいたときにカウンセラーさんから「旦那さんは他人だよ」と言われて、「冷たいなあ」と思った覚えがあります。

  • 夫を他人と思わなければいけないとしたら、結婚した意味がないじゃない!
  • 夫を他人として見るなら、夫婦愛もないし、絆も深められない!

と思い込んでいました。特に、親からの干渉が強めの家で育ったことも思い込みの理由だったかもしれません。

でも、お互いに深く理解し合うことが夫婦愛の全てではないと今なら分かります。理解しないことも愛情だし、必要な部分だけ頼り合うのも愛情なんですよね。さらには、離婚を選ぶことも愛情だったりします。それだけで夫・パートナーと一緒にいる意味、結婚した意味は十分にあるんです。

この点については、まさに離婚しないのは愛情があるからではなくて離婚する理由がないから、ということにもつながりますよね。

 

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・ 離婚しないのは 離婚する理由がないからである ・ ・ 夫婦で過ごしたり 会話したりすると 楽しいなぁと感じたり 幸せだなぁと感じます。 ・ ・ でも、 「夫といる幸せ」を突き詰めていくと、 「夫との仲に幸せを感じている私は幸せ」 に行き着くんですよね。 ・ ・ 幸せの基準が自分の選択になると、 「夫がいても夫がいなくても幸せ」 に行き着くんです。 ・ ・ つまり、 離婚しない理由は 離婚する理由がないから、 というだけのこと。 ・ ・ 結婚も離婚も紙一重で 大した違いはないのだ! ・ ・ 一緒にいない方が楽しい! って思える日が来たら さよならするかもね。 もしかしたら 離婚してからの人生も 楽しいのかも♡♡ ・ ・ @yucoro_planner #ゆうころ #結婚 #離婚 #離婚しない理由

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線引きしないでうまくいかない夫婦を続ける方が遠回り

私は、まず第一にお互いを深く理解し合うことが夫婦愛や絆を深めるためには重要だと思っていました。でも、そうしようとすればするほど、夫は殻の中に閉じこもり、本当に心を通いあわせることができませんでした。

殻の中に閉じこもる旦那さんへの対処法は次の記事です。多くの方に読んでいただいている人気記事です!

殻に閉じこもる夫への対処法や失敗例を解説!夫が何も話してくれない・夫婦の絆が深まらないとお悩みの方へ世の中にはさまざまなタイプの夫がいます。 俺様タイプ 女性のような女々しいタイプ 口うるさく細かいタイプ 短...

結果的に今振り返ると、夫との間に明確に線引きをしてからの方が、お互いを思う気持ちの深まりが強くなっているように思いますし、夫婦・家族としての絆も深まっていると思います。あれだけ絆を深めようと思っても無理だったのに、線引きをしたら絆が深まりました。

夫婦によってどの選択肢が一番いいのかは模索してみないと分からないですが、うまくいかない方法を続けるよりも、思い切ってやり方を変えてみた方が近道♪ということはよくありますよね。

夫・パートナーは他人でもいい!と思えたら線引きもうまくいく

このように、お互いを理解し合うこと、たくさん話して絆を深めること、お互いに愛情を持ち続けなければいけないなど、ルールやいわゆる夫婦としての普通に固執していると、なかなかそこから抜け出せないと思います。

「夫はもう他人でいい!」と思えたら、線引きもうまく進んでいくと思います。とにかく、実践あるのみです。自分と向き合うことを少しずつ進めて、うまく線引きしてみてくださいね。

ちなみに、「普通の夫婦」や「理想の夫婦」という言葉や意識に囚われていると、自分の結婚はいつまでもうまくいきません。自分の結婚は自分たちで作り上げていくものです。次の記事で詳しく解説しています。

どんな結婚が理想?私の結婚は普通?仲良し夫婦になるための考え方 夫婦関係や結婚に悩んでいる女性の多くは、このことに振り回されているように感じます。 「普通の夫婦になりたいだけ...

まとめ・線引きして自分の人生を自分で歩もう!

夫・パートナーとの問題を解決するための「線引き」について解説してきました。ポイントをまとめておきますね!

本記事のポイント
  • 夫やパートナーとうまくいかないときは、間に明確に線引きをすることでほとんどの問題が解決する!
  • 夫やパートナーとの間に線を引くとは、他人であり別人格の人間であると明確に認識すること
  • 夫やパートナーと自分との間に線引きをするためには、自分の問題と相手の問題を切り離して考えることが大切で、そのためには相手が原因だと思っている問題を自分の視点に戻してみよう
  • 夫やパートナーを他人と認識することは愛のない行動なのではなく、むしろ真逆。理解しないことも、放っておくことも、ときには離婚することも愛情。それだけで結婚した意味はある

旦那さんやパートナーとの間の問題をちゃちゃっと解決させて、一緒に結婚の楽しさを味わいましょ〜♪

 

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これからも、夫婦円満のコツについて分かりやすく、誰でも実践しやすいように発信していきますね♩

 

 

ABOUT ME
ゆうころ
ゆうころ
けっこんらぼの運営をしている、ゆうころです。 30代既婚で、二人のかわいい息子がいます。 元ウェディングプランナーとしての経験とわたし自身が結婚生活で学んだことから、結婚式にまつわるおすすめや裏話、これから結婚式を迎える人に知っておいてほしいことなどを発信しています。 詳しいプロフィール・サイトのコンセプトはプロフィールへ**