夫の浮気・不倫を経験したことがある人なら、わかると思います。
- 夫が浮気、不倫しているのでは?と疑うときのモヤモヤとした心の苦しさ
- 夫の浮気、不倫が発覚したときに心にズシンと刺さる衝撃
- 夫が不在のとき、浮気・不倫しているのでは?と気づくと涙が溢れている
- 何をしていても手がつかず、心が暗くて闇が広がっているイメージ
私自身も経験者ですから、この苦しみ、本当によーくよーく痛いほどわかります。
しかし、この苦しみにしっかりと向き合って、問題を解決した人もたくさんいます。むしろ問題が解決され、夫が不倫相手・浮気相手と手を切って、自分のところに戻ってきてから、
- 以前のようにラブラブに戻った
- 浮気・不倫の前よりも仲良くなって何でも話せるようになった
そういう人も本当に多いのです。
その反面、すでに解決したはずなのに、過去の夫の浮気・不倫が心をよぎりフラッシュバックのように苦しくなる、という人が多くいるのも事実です。私もこれにしばらく苦しみましたが、無事にそれを乗り越えました。
今回は、
- すでに浮気・不倫夫と離婚した
- もしくは関係を修復して仲良し夫婦に戻った
など、問題がさまざまな形ですっきりと解決し着地したという人に向けて書いています。
- まだ夫が浮気・不倫の最中だ
- 離婚を突きつけられているが離婚したくない
などのように問題解決の最中である場合にはまた違った対応方法がありますので、これはまた別記事で。
すでに問題解決したはずなのに、過去の夫の不倫・浮気が頭をよぎって辛い、そういう人にぜひ読んでいただきたい体験談です。
Contents
過去の夫の浮気・不倫が心をよぎるのが辛い
過去の夫の浮気・不倫が頭や心をよぎって辛いという人、きっとたくさんいるのではと思います。
自分と向き合って、時間をかけて問題を解決させ、夫婦仲が良くなった、もしくは離婚をしてスッキリしたと思っているのに、そのころの気持ちが思い出されると本当に苦しい気持ちになりますよね。
ふとしたときにズキッと
しかもそれはふとしたときにズキッと来ます。
例えば洗濯物を干したり、食器を洗ったりなどの家事の最中。浮気・不倫で苦しんでいた当時に、家事などでせわしなく時間を過ごしながら、苦しさを紛らわそうとしていた過去のことがフラッシュバックする・・
テレビを見ていて、夫の浮気相手と似ている雰囲気の女優さんが出てきて、それを見てズキッと心が痛む・・
何のきっかけもないのに、「今浮気してたらどうしよう」「また嘘つかれてたらどうしよう」などと突然に不安が湧いてくる・・
一度フラッシュバックすると、次々にネガティブの渦に飲み込まれてしまいますよね。
解決したつもりなのに「まだ病んでる?」と自己不信に
すでに過去の夫の不倫・浮気が、再構築・離婚などの何らかの選択肢で解決していると、このようなフラッシュバックが起こることで、より苦しくなります。当時の辛さを乗り越えて、自分自身もものすごく成長したはずなのに、「私、まだ病んでるの!?」と自己不信に陥ってしまうこともあります。
一方で、心理学的なことやスピリチュアル的なことを学び自分の心と深く向き合って浮気を乗り越えた場合、「前向きでいなきゃ」とか「悪いことを考えると現実になる」などと考えてしまって、ネガティブになること自体が苦しさに拍車をかけることもあります。
そうなんです。解決したはずなのにもたらされるフラッシュバックが苦しいのは、夫やパートナーが信じられないからなのではなく、自分の気持ちが信じられなくなるからなんですね。
過去の夫の浮気・不倫は問題解決していても頭をよぎることがある
でも、心配しないでください。本当の意味で夫婦関係が改善されていたり、離婚が成立したりしていれば、過去の夫の浮気や不倫が心をよぎっても何の問題もありません。
心の癖のようなもの
それは、心の癖のようなものだと思ってください。
気持ちの持ち方は本来は自分でコントロールすることができます。同じ物事でも、プラスに受け取る人もいれば、ネガティブに捉える人もいますよね。
自分自身が生まれ育ってきた中で、思考の傾向も癖づけられていて、プラスに受け取る癖が付いている人もいますし、ネガティブに受け取る癖が付いている人もいます。
どちらも自分で選んでいますし、良し悪しではありません。しかし、浮気や不倫をされて苦しんでいる渦中にいるときは、当然ながらネガティブに受け止める癖が付いてしまっています。
長い間その癖で思考し過ごしてきたのですから、問題が解決したからといって突然考え方までパチっと切り替えられるものではありません。
だから、不倫・浮気後、そのことが思い出されて苦しいと思っても、「まだわたし病んでるの!?」とか「また良くないことが起こる予感!?」とか思わずにとにかく、サラーっと「あーまた私考えてるー」くらいで受け流してOKです。
徐々にネガティブだったものごとの捉え方も変わってきて、いつの間にかプラスに考えていたり、過去のことを笑えていたりする自分に気づくものです。そう、心の癖を変えるには時間が少し必要なのです。
さらに不安が募って相手にぶつけようとしたり浮気チェックするのは要注意
ただ、過去の夫の不倫・浮気を思い出して、さらにその不安が増幅していく場合は注意が必要です。
- 自分の不安を自分で処理しきれずに夫に吐き出してしまったり・・
- 不安から夫の携帯をチェックしてしまったり・・
- カバンを探ってしまったり・・
このような行動に出てしまう場合は、まだあなた自身の心の傷が癒えていないのかもしれません。
その場合は、不安に感じている自分の気持ちを否定せずに、しっかりと見つめてあげるという工程が必要になります。
いつになったら夫の浮気・不倫を思い出さなくなるのか?
では、この過去の夫の浮気や不倫を思い出す辛さは、いつになったらなくなるのでしょうか。結論から言いますが、残念ながら思い出さなくなることは一生ありません。
いつまでも思い出すもの
過去の辛かった経験やトラウマになりそうな出来事は、いつまでも忘れられるものではありません。何年経っても、そのときのことは思い出すでしょう。
でも、それは本当に忘れたいことでしょうか?
問題が本当の意味で解決していれば、そのときは死ぬほどに苦しいと思ったことでも、
「あの経験があったから今のわたしがいる」とか
「あのとき気づかせてくれた夫・感謝♩」とか思えているはずです。
人生に起こる苦しみを乗り越えた先には、必ず感謝や幸せのようなステージが待っているからです。
だから、思い出すこと自体が悪いことではないのです。
思い出したときに、自分がどういう受け止め方をするかがポイントです。
思い出しても笑い飛ばせる
私も、今から約5年前夫に浮気・不倫をされました。その後離婚せずに修復することに成功しましたが、解決してからも3年間程はあのときの苦しい気持ちと向き合ってきました。始めは思い出すこと自体が良くないことだと思っていたし、修復して乗り越えたつもりなのにいつまでも思い出す自分が情けないと思っていました。
でも途中から、「日常がこんなに幸せなのになぜ思い出すんだろう?」とだんだん疑問に感じてきたんですね。
そして、ある日から「思い出すことを否定するのはやめよう」と決めました。これは私の心に問題があるのではなく、単なる癖のようなものなんだろうな、と解釈することにしたんですね。
そのときから、当時のことを思い出しては、
「あ、わたしまた考えてるー」とか
「あのときは辛かったなー」とか
そのころのことを客観的にイメージして、今の感想を心の中で感じることにしました。ノートや日記、ブログ、SNSなどでつぶやいてみたりしてもいいと思います。
たまに、笑えることもありました。
「また考えてる、私も大概しつこいな」とか
「あのころの自分が可愛く思えるなぁ」とかね。
そのうちにいつか頭から消えていく
そうしているうちに、いつの間にかほとんど思い出さなくなりました。当時の苦しい気持ちもほとんどもう出てこないですし、また浮気されたらどうしよう?みたいな思いも出なくなりました。
正確に言うと、当時のことを思い出すことはありますが、「辛い気持ち」とセットで出てくることはありません。
現実の自分と夫との関係性が修復されたり、離婚して問題解決したりしたとして、心もしっかりと追いついているつもりでも、心に残った考え方の癖はなかなか簡単に消えるものではないんですよね。でも、ゆっくり時間をかけて、湧き上がってくる思いを大事に見つめてあげる、という作業を繰り返すことで徐々にそれは「良い思い出」になっていきます。必ず。
おすすめワーク
それでも、思い出す過程は苦しいものです。私も嫌というほど体験しました。そんな辛いときにおすすめなワークをご紹介します。これを繰り返すことで、だんだんと私の中に苦しい思い出が上がってきても、「これをやれば大丈夫だ」というのが定着しました。
これは、まだ旦那さんとの修復過程にあって、まだ問題解決していない、まだ旦那さんが浮気相手・不倫相手と手を切っていないという場合でも自分の心を落ち着かせるのにおすすめのワークです。
夫の不倫・浮気のことが頭から離れなかったり、思い出したりして辛いとき。
きっと心臓のあたりがズキっとしたり、
体中が灰色のモヤモヤした感じになっていたり
頭がズトーンと重かったり、そんなイメージだと思います。
その、体・頭・全身のモヤモヤやズシーンとしたものを
体の中から出すイメージをしてください。
手先や足先から出してもいいですし、頭の上から出してもいいです。
口でもOK。
そして、出てきたもの(きっとすごい量だと思います)を両腕でかき集めて、
少しずつ固めて容積を小さくしていきます。
ギュッギュッと小さくしていって、
最後にはおにぎりを握るように小さくしていきます。
そしてそのボール・おにぎりくらいのサイズになった辛い思いに
感謝の気持ちを込めて、思いっきり遠くへ投げましょう。
イメージですが、実際に投げるようにフォームを作るといいです。
これを繰り返すことで、自分の思いを大切に扱った上で、
感謝を込めて手放すことができます。
苦しい思いが浮かんでくるたびに、これを何度も繰り返してみてください。
やるたびに少しスッキリして、だんだんと気持ちも落ち着いてくると思います。
まとめ・過去の夫の不倫や浮気は徐々に自分の中から消えていく
過去の夫の不倫や浮気を思い出して辛い、という人のために私の体験談を交えて乗り越え方を紹介させていただきました。ポイントをまとめますね。
- 夫の過去の不倫・浮気は問題解決していても出てくる、昔の心の癖のようなもの
- 辛い思い出すら、大事な自分の一部。思い出しても大丈夫
- 夫の過去の不倫などを思い出して苦しくなり相手に怒りをぶつけたり、再度浮気チェックをしたくなる場合は注意
- 心、体の中のモヤモヤした思いを固めて投げるワークでだんだんと苦しい思いを手放せるようになる
問題解決の後でも、当日の辛かった気持ちが湧き上がってくるのは当然のことですし、それを思い出す自分のことを否定する必要は全くありません。むしろ大事な自分の一部として、可愛がって大切にして手放してあげましょうね!
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