夫婦円満のコツ

夫婦やパートナーとの問題の解決方法は?事例付き解説|自分が変われば全部解決!

夫婦間やパートナーとの間の問題に悩んでいる人はたくさんいます。そうした問題を解決させたいと行動する人もたくさんいます。

しかし、問題を解決させようとする人のほとんどが相手に変わってもらうことに問題解決を求めています。残念ながら、相手に変わってもらうことでは夫婦間やパートナー間の深刻な問題は解決しません

夫婦間・パートナーとの深刻な問題を解決するための唯一の方法は「自分が変わること」です。

本記事で分かること
  • 夫婦の問題が相手が変わることでは解決しない理由やその事例は?
  • 夫婦の問題にうんざりな人が手っ取り早くできることは?
  • 自分がどう変わったらいいかが分からない人が変えるべきポイントを知る方法は?
  • 夫婦の問題において自分が変わろうとするときに一番難しいことは?
  • より楽に自分が変わるための考え方

他人を変えることはできません。問題解決をするためにできる唯一のことは自分が変わることです。仕組みを知って、より楽に簡単に魅力的な自分に変わっていきましょう!

ちなみに本記事で考える「夫婦の問題」とは、浮気・病気・お金のことなど頭の中で常にグルグルと考えてしまうような深刻な問題のこと、離婚に発展しそうな難しい問題のこと、絶対に許せないと思っているような問題のことを指しています。日常的な些細な問題についての対処法はまた別の記事でご紹介しますね。

【対面・オンラインセッションのご案内】夫婦・恋愛・パートナーとの問題を解決したい方へ2011年結婚してすぐ夫とうまくいかなくなった私はこう思いました。 「恋愛していたときは優しかったのに、結婚したら彼は変わってしま...

 

夫婦の問題が相手が変わることでは解決しない理由・事例

冒頭で、深刻な夫婦の問題は相手に変わってもらうことでは100%解決しないと解説しました。ここではその理由や事例について解説します。

夫婦の問題が相手が変わることで解決されない事例

例えば、夫と不仲で離婚を持ちかけられているとしましょう。あなた自身には愛情があるし、離婚をしたくないと思っているとします。

離婚したいと言っている夫に「やっぱり離婚はしないと言ってほしい」「もっと私のことを大切にしてほしい」と、夫に変わってほしいと思う人が多いでしょう。

ここで無理やり夫を脅して

「なんと言われようと絶対に離婚は認めない!」

「私のことをもっと大切にしないと死んでやる!」

「離婚すると言い続けるなら、裁判を起こして慰謝料とって人生壊してやる!」

などと言って無理やり離婚しない方向に相手を変えようとするとしましょう。

 

夫は「死なれたら困る」「裁判に慰謝料にという問題は社会的な立場を考えると困る」などと考えて、離婚を迫るのを思いとどまるかもしれません。

これは、一見相手が変わることで離婚が回避できたように見える事例です。

しかし、妻の心は本当にこれで幸せでしょうか?

離婚はしないことになったけど、夫からの愛情はますます感じられなくなった

夫の心もこれで幸せでしょうか?

脅されて離婚しないことにしたけど、毎日嫌いな妻の顔を見て暮らすのが苦痛でたまらない

これでは何の問題解決にもなっていませんし、お互いが不幸なままですよね。結局満たされないままの夫婦は、二人で不幸になっていくか、また夫が離婚したいと言い出すか、同じループを繰り返すことになり根本的な解決をしたとは言えません。

夫婦の問題が相手が変わることでは解決しない理由

事例を見れば明らかですが、夫婦の問題が相手が変わることでは解決しない理由は、相手を無理やり変えようとするとき外側を変えることはできても相手の心などの内側を変えることはできないからです。

そして人間が心地よく生きられるかどうか・幸せに生きられるかどうかは、外側ではなく心などの内側の満足度によって決まります。

そのため、解決方法は2つです。

  • 現状のまま時間が解決してくれるのを待つ。
  • 自分が変わることで問題を解決する。

時間が解決してくれるのを待つのも有効な方法です。時間が経つことで自分自身の問題への見方やこだわりが変わり、問題を問題と思わなくなったり、自然と解決したりすることもあります。

つまり、意図的に自分が変わるか、自然と自分が変わるのを待つかの2択でもあるということですね。しかし時間が解決してくれるのを待つのは、それなりに時間がかかります。内容によっては1〜2年、長いと10年単位でかかることもあります。一生におけるその時間を長いと考えるか短いと考えるかはそれぞれです。

夫婦の問題にうんざりな人が手っ取り早くできること

夫婦の問題にうんざりしている人がその問題のために手っ取り早くできることは自分が変わることです。

  • 問題を問題と思わない自分に変わる
  • 問題がある環境を自分で取り除く方法を考える

これができれば一瞬にして問題は解決させることができます。自分の周りに問題が起こり、その状況を改善するために自分の考え方や心の持ち方を変えるということです。

とてもシンプルで簡単なことに感じますが、多くの人が問題が起こると相手や環境のせいにしてしまうことが多く、自分自身が変わることを選択肢に入れようとしません。

  • 夫が悪いのに私が変わるのは悔しい
  • 反省しない夫を許しているようで癪に障る

そう感じますか?しかし、自分自身が変わることはそんなことを微塵も思わせないくらい楽しいことです。ぜひこのまま読み進めてみてください。

 

自分の何を変えたらいいか分からない!変えるポイントの見つけ方

自分が変わればいいということは分かっても、自分の何を変えたらいいのか、どう変わったら問題が解決するのかが分からない、さらには私には変えなきゃいけない部分なんてない!と感じる人も多いでしょう。しかし、あるポイントが分かれば自分が何を変えたらいいのかが一目瞭然なのです。

それは「自分がザワザワするポイント・拒絶したくなるポイントを見つけること」です。「自分がザワザワする・拒絶したくなる」ということは、自分にダメと制限をかけているということ。つまり、自分自身に無意識に「やってはいけない」と制限をかけているポイントこそ自分の本質であって、それを受け入れられていないことが夫との問題に発展しているということです。そのため、自分の本質を受け入れられれば当然ながら夫との問題も解決します。

例えば、夫が自分や家族との時間を取ってくれないことを悩みに感じている場合。この問題を自分が変わることで解決させるにはどのような方法が考えられるでしょうか?まずはこの現実がどうして自分にとって問題なのか、この現実のどの部分が自分にとって問題なのかを深掘りしていく必要があります。

問題に対して妻が悩みに感じているポイント

夫が自分や家族との時間を取ってくれないということを悩みに感じているとき

この場合、妻が悩みに思っていることは以下のようなポイントなどと考えられます。(悩みに思うポイントは人それぞれですからこれが全てではありません)

  • 休みの日は家にいるのではなく家族で出かけたい
  • もっと子どもたちの成長を見守ったり面倒をみてあげたりしてほしい

それぞれ細かくみていきましょう。

悩みに感じるポイントのさらに奥にある自分の望みを見てみよう

問題において悩みに感じるポイントが分かったら、さらにその悩みをどんどん掘り下げてみます。悩みのさらに奥には、「本当はこうしたい・こうありたい」という自分の望みが必ずあります。

『休みの日は家にいるのではなく家族で出かけたい』

この悩みポイントの奥にはこんな望みが隠れていないでしょうか?

休みの日は家にいるのではなく外に出かけて家事などの日常から解放されたい


日常の家事は本当はやりたくない


毎日外食や出前にしてもっと楽したい

どうでしょうか?「毎日外食や出前にしたい」に心がザワザワしたり、「そんなの、無理!」と感じましたか?

毎日外食にしたらお金がかかりますし、子どもの健康を考えるとバランスも悪くなります。「毎日外食してはいけない」と思い込んでいる人ほど家事を頑張りすぎて疲弊します。

  • しかしそれは本当でしょうか?
  • 自分が楽をするためにお金をかけて毎日外食をすることは本当にダメなことですか?
  • 毎日外食では子どもの健康に良くないというのは事実なのでしょうか?

もちろんこの悩みの奥の自分の望みに気付いてすぐに軌道修正できる人もいますが、そう簡単には軌道修正できない人がほとんどです。しかしこうした自分の望みに気付くことができれば、夫との問題がフェイクであり、自分がもっと手を抜いて楽にできる方法を考えられれば問題が解決することが分かってきます。

 

『もっと子どもたちの面倒をみてあげてほしい』

では、このポイントの奥にはどんな望みがあるのでしょうか?

私ばかり子どもの面倒を見ていて疲れる


子どもの面倒を見るよりも自分の時間がほしい


自分のことだけやりたい

いかがでしょうか?子どものことについてもザワザワポイントはたくさんあります。「子どもは何があっても最優先しなければならない」というお母さんの思い込みは根強いからです。

自分の趣味や仕事ややりたいことなどが、子どもの面倒を見なければならないためにできていないのであれば、今すぐに子どもを預けて自分のことを優先しましょう。それができなくてもせめて「子どもより自分のことを優先したいと思っている自分」のことを許可しましょう。それだけで心の負担はかなり軽くなります。

このように、悩みや問題だと感じることのずっと奥には、自分がやりたいのにできていないこと、自分に制限をかけて認めてあげられていないことが眠っています。すぐに行動できなくても「もしかしたら私にはそういう望みがあるのかもしれない」と自分の思いに気付くだけでも大きな進歩です。

夫婦の問題において自分が変わるために一番難しいこと

自分に対して認めていないことを認めるのには強い恐怖が伴います。これまでに体験したことがない世界で自分がどんな感情を抱いて、周りにどう思われるか分からないのですから、恐怖を感じるのは当然です。自分に対して認めていないことを認める恐怖を乗り越えるのが一番難しいことです。しかしこの恐怖を乗り越えさえすれば、もっと自分の可能性が開いていきますし、結果的に夫やパートナーとの問題はすんなりと解決するのです。

少しずつ自分の思いを認めていくことで、だんだんと自分にかけている制限を外せるようになります。最初の一歩は怖いですが、踏み出してみましょう。

 

より簡単に自然に変わるための考え方

夫やパートナーとの問題を解決させるためには自分自身がどんな点に悩みを感じていて、その悩みの奥には自分のどんな望みがあるのかを知り、その望みを叶えるために自分が変わる方法を取るということは分かったと思います。それには恐怖が伴うため、そう簡単に行動に移せるものではありません。

そんなときは「自分が何のために変わるのか」を考えてみましょう。

あなたは何のために変わるのでしょうか?

  • 夫やパートナーとの問題を解決させるためでしょうか?
  • 夫やパートナーにもっと理解されるためでしょうか?
  • 夫やパートナーにもっと愛されるためでしょうか?

 

目の前に問題があるときはそう思えるかもしれません。しかし、自分と向き合っていくともっと重要なことに気付きます。

私が変わるのは、私のため。

もっと私を愛しく感じるため。

今までにないほど魅力的な私になるため。

もっと私に可能性を感じて人生を楽しむため。

今問題があるということは、何かがうまくいっていないということです。そうして一つずつ自分を変えていくことで、そのたびに魅力的な自分に出会えるようになります。自分自身は誰のためでもなく、自分のために生きています。そう考えると、変わろうという気持ちにより簡単になれるのではないでしょうか?

夫婦の問題を解決するために自分が変わろう!まとめ

夫婦の問題、パートナーとの問題を解決するために自分が変わるということについて解説しました。簡単にポイントをまとめます。

夫やパートナーとの問題は自分が変われば解決する・まとめ!
  • 夫婦の問題が相手が変わることでは解決されないのは、相手の外側を変えることはできても相手の心などの内側を変えることはできないから。
  • 夫婦間・パートナー間の深刻な問題を解決するためには、問題を問題と思わない自分になるか、問題の原因を自分で取り除くという考え方をすることが必要。
  • 問題解決のために変えるべき自分のポイントは「ザワザワすること」「拒絶したくなること」「我慢していること」を見れば分かる。
  • 自分が変わるのは難しいのは、新しい自分になることは経験したことがないため恐怖が伴うから。自分に認めていないことを認めるのも新しい挑戦であることから恐怖が伴う。
  • 変わりたくない!変わるのが怖い!そんなときには目的を思い出そう。真の目的は夫やパートナーといい関係になることではなく、もっと魅力的で愛しい自分になるため。

怖いことの先には豊かな世界が待っています。渦中にいると気づけませんが、問題は自分が魅力的に変わるための宝庫です。もっと詳しく知りたい、自分のパターンに合わせて聞きたい方はオンラインセッションでもフォローアップしています。

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ABOUT ME
ゆうころ
ゆうころ
けっこんらぼの運営をしている、ゆうころです。 30代既婚で、二人のかわいい息子がいます。 元ウェディングプランナーとしての経験とわたし自身が結婚生活で学んだことから、結婚式にまつわるおすすめや裏話、これから結婚式を迎える人に知っておいてほしいことなどを発信しています。 詳しいプロフィール・サイトのコンセプトはプロフィールへ**