結婚式準備

自分のメイクと違う!ブライダルメイクでも自分らしいメイクにするための方法

「ブライダルメイクがいつもと違って、残った写真に違和感があった」こういう声を何度か聞いたことがありますし、ネットの口コミなどにも残っていることが多いです。

花嫁さんとヘアメイクさんとの間でしっかりリハーサルできていればこんなことにはならないはずですが、とてももったいないことですよね。しかも、自分自身の顔がどう仕上がっているかは、ドレスよりもブーケよりも結婚式の内容よりも大切な「前提のようなもの」「理想通りになっていて当たり前のようなもの」です。

ということで、ブライダルメイクにおいて自分らしい満足のメイクを仕上げてもらうための考え方やお願いの仕方について解説します。

本記事で分かること
  • ブライダルメイクを事前に試すにはどのような方法がある?
  • ブライダルのヘアメイクさんはどんなキャリアでどんなスキルを持っている?
  • 自分の理想通りのブライダルメイクにするための方法は?

5分くらいで読めますから、これから結婚式を控えている方は後悔しないようぜひ参考にしてみてください。

ブライダルメイクを事前に試せる機会は2パターン

当日のブライダルメイクを事前に試せる機会は2回あります。一つはリハーサルメイク、もう一つは前撮りを行う場合のメイクです。

リハーサルメイク

どこの結婚式場でも、リハーサルメイクは事前に行うことを必ずおすすめされます。結婚式当日のお仕度時間は決まっているため、仕上がりに不満があっても当日では直す時間が取れないことが多いです。

基本的にはこだわりがある人もこだわりがない人もリハーサルメイクはやったほうがいいです。リハーサルメイクでは、当日のイメージに沿って相談しながらゆっくりメイクしてもらうことができるため、要望も言いやすいです。

 

前撮りメイク

事前にブライダルメイクを試せるもう一つの機会は、前撮り時のメイクです。前撮りは、事前に行う新郎新婦の写真撮影のことですが、この写真撮影のためのメイクをリハーサルメイクも兼ねて実施する会場が多いです。

そのため、前撮りのためのリハーサルメイクをさらに行いたいという場合には多くの場合別途料金が発生します。

前撮りメイクのいいところは、実際に着るドレスを着た状態で、そしてアクセサリーをつけた状態でメイクができるところです。リハーサルメイクはヘアセットも兼ねていますが、ドレスの雰囲気によって合う髪型、合うメイクは変わりますから、一緒に合わせられる前撮りは本当の意味でリハーサルになります。

ブライダルのヘアメイクさんはどんな人?

結論から言うと、ブライダルのヘアメイクさんは何度もブライダルヘアメイクを担当していますし、どんな要望が出やすいのか・どのようなメイクがその人に合うのかなど、だいたいのことを理解していますからどんなことでも相談するべきです。

私自身も経験していますが、実際花嫁さんはプランナーよりもヘアメイクさんとより親密になることが多いですメイクルームという新郎さんすらいない個室の中で二人っきりですから、特に安心感のあるメイクさんだったりすると花嫁さんも心がほぐれてなんでも相談しやすくなるみたいです。

ヘアメイクさんはキャリアはそれぞれだがみんなプロ

ヘアメイクさんは、それぞれさまざまなキャリアを持っています。結婚式場のスタッフとしてそこだけで働いているというパターンは少なく、多くがヘアメイク専門の派遣会社に登録していてそこから派遣されてきます。同じ会場に派遣されることが多いため、スタッフ間のコミュニケーションも、会場の特徴なども掴んでいることがほとんどです。

ヘアメイクさんは美容系の専門学校に行って、ブライダルヘアメイク一筋でやってきたという人が多いです。一方、美容師からメイクを学んで転身したという人もいます。さらには、ホステスさんなどのヘアを専門にやっているという人もいますし、舞台メイクが専門で副業的にブライダルをやっているという人もいます。

キャリアはそれぞれですが、ヘアメイクのプロであることには変わりありません。どんな雰囲気にどんなヘアメイクが合うかも分かっていますし、どんな会場やドレスにどんなヘアメイクが合うかも分かっていますから、安心して任せられます。

ブライダルに特化しているからアドバイスは聞きたい

多くの花嫁さんは、どんなメイクが自分に一番合うのかちゃんと分かっています。そのためヘアメイクさんから提案されるメイクよりも、自分自身のいつものメイクの方が好みという花嫁さんはとても多いです。ヘアメイクさん自身も実はそのことをよく分かっていて、無謀な提案をしてきたりするようなことはありません。

ですから、提案されることを鵜呑みにするのではなく、自分がどんなヘアメイクにしてもらいたいのかをイメージしてちゃんと伝えると、いいスタイルが見つけやすいと思います。

でも、どんなブライダルメイクがおすすめなのかはもちろん提案してほしいですよね。大きなこだわりがないようであれば、一度メイクさんのオススメのメイクをやってみてもらって、その上でファンデの濃さとか、アイラインの太さとか、チークの色みとか、自分の好みとずれているところを手直ししてもらう、というスタイルに持っていくのが一番いい方法です。

臨機応変に対応してもらおう

メイクは、花嫁を表現するのにドレスやヘアと並んで気合いを入れたい、大事なポイントです。その要望にヘアメイクさんは臨機応変に答えてくれます。

自分のお気に入りのコスメを持ち込む

こだわりがあれば、自分のお気に入りのコスメを持ち込むことをおすすめします。

シャドウやチークの色などヘアメイクさんはたくさんの種類を常時準備していますが、それでも微妙な色合いなどの違いでお気に入りが見つけられなければ、自分で普段使っているものなどを持ち込んでもOKです。

ヘアメイクさんのコスメを借りて気になるところは自分で

コスメを借りて、自分でメイクをさせてもらうという方法をとってもいいと思います。特にアイメイクは、他の人にやってもらうといつもの自分のイメージから離れてしまうことが多いです。

ヘアメイクさんの豊富なコスメを借りて、自分らしくアレンジさせてほしいと素直に伝えれば、むしろ喜んでアドバイスしてくれます。

まとめ・ヘアメイクは花嫁さんの肝!遠慮せず何でも相談を

ヘアメイクさんにやってもらうブライダルメイクや、そのおすすめの方法などについて解説しました。内容を簡単にまとめます。

花嫁さんがブライダルメイクで失敗しないためのコツ!
  • ブライダルメイクは、リハーサルメイクか前撮りメイクで相談できる
  • ブライダルヘアメイクはその道のプロ、好みがあることも分かっているしおすすめもある
  • ヘアメイクさんは、コスメ持ち込みや自分でアイメイクなど、臨機応変に対応してくれる

ヘアメイクは、ドレスなどと同じように自分を美しく見せる大事なポイントですし、写真にもしっかり残るものですから、後悔しないように全部相談しましょう。うまくコミュニケーションが取れないときや、お願いしても好みのヘアメイクがうまく表現されないときはプランナーに相談するのも一つの方法です。後悔しないようにしっかりリハーサルしてもらってくださいね!

ウェディングプランナーについては次の記事でもまとめているので合わせて参考にしてみてください。

ウェディングプランナーの仕事・いる意味は?いちばん重要な仕事は?ウェディングプランナーという仕事を知らない、という人は少ないと思いますが、ウェディングプランナーは何をする仕事なのか、と聞かれるとその実...

 

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ゆうころ
ゆうころ
けっこんらぼの運営をしている、ゆうころです。 30代既婚で、二人のかわいい息子がいます。 元ウェディングプランナーとしての経験とわたし自身が結婚生活で学んだことから、結婚式にまつわるおすすめや裏話、これから結婚式を迎える人に知っておいてほしいことなどを発信しています。 詳しいプロフィール・サイトのコンセプトはプロフィールへ**