「新・良妻賢母のすすめ」で夫婦仲は良くなるのか?|内容とその根底にあるもの

夫婦

「新・良妻賢母のすすめ」という本は、アメリカで大ベストセラーとなった本です。

アメリカで300万部を超える大ベストセラーとなり、内容を少しずつ変えながら何版も出版され続けています。

 

日本では、1998年に「新・良妻賢母のすすめ」というタイトルで、コスモ21から出版されました。

訳者である岡喜代子さんをはじめとして、この「新・良妻賢母のすすめ」をテキストにして、女性たちに妻として幸せになる方法を伝える認定講師はたくさんいらっしゃいます。

 

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実はわたしも実際に岡先生にお会いして、この講座を受けたことがあります・・!

本記事では、この「新・良妻賢母のすすめ」という本がどういう内容の本なのか、

また実際にこの本に書かれていることを実践すると愛される妻になることができるのかなど、

わたし自身が感じたことを踏まえながら解説できればと思います!

 

「新・良妻賢母のすすめ」とは?

アメリカで大ベストセラーとなった「良き妻」マニュアル

「新・良妻賢母のすすめ」は、アメリカで300万部の大ベストセラーとなった書籍です。

ヘレン・アンデリンさんという方が著者で、1960年代に地域の女性たちに幸せな結婚生活についてを教えたのが、彼女の活動の始まりだそう。

彼女の活動で、たくさんの人たちが自分自身の在り方を振り返り、離婚の危機を脱しました。

 

喧嘩が絶えない夫婦、離婚してしまう夫婦、セックスレスなど、夫婦にはさまざまな問題がありますが、この本の通りに実践することで結婚当初のようなラブラブな夫婦に戻ることができると書かれています。

そして、その実践のすべては妻としての在り方にかかっているというのです。

 

 

宗教的概念や時代ギャップがあり読みづらい点も

 

「新・良妻賢母のすすめ」は、アメリカで生まれた本です。

そのため、キリスト教の考え方が大前提にあります。

神様というキーワードや、祈り・信仰心というキーワードなど、日本人には親しみの薄い観念も多く出てくるため、違和感を感じてしまう人も多いと思います。

 

また、この本は女性が働くということが当たり前ではなかった時代に初版が発行されています。

そのため、例えば「女性は働くべきではない」という考え方や、「女性が家庭のリードを取ってはいけない」という在り方が、今の日本社会と大きくギャップする部分でもあります。

 

わたし自身は、その辺はすっとばして読みました。

時代を超えて受け継がれるいいものは存在しますし、いちいち引っかかっていたら前に進めないとも思ったので・・(/ω\)

とにかく、気になる項からでいいと思うので、読み始めてみるといいと思います!

 

 

「新・良妻賢母のすすめ」の具体的内容

理想の女性像

「新・良妻賢母のすすめ」には、冒頭に理想の女性像というものが出てきます。

「天使的特質」というものと「人間的特質」というものです。

天使的特質の中には、「男性を理解する」や「内面の幸福感」、人間的特質の中には「女らしさ」や「あふれ出る幸せ」など、さまざまな項目が入っています。

 

彼や夫からの愛情を受けるには、この天使的特質と人間的特質の両方を兼ね備えている必要があると、アンデリンさんは話しています。

 

天使的特質は、彼や夫に自分自身への崇拝のような気持ちを呼び起こし安らぎを与えるような特質です。

 

反対に人間的特質は、男性を魅了し守ってあげたいという気持ちを呼び起こすような特質なのだそうです。

 

 

あるがままの彼を受け入れる

 

「新・良妻賢母のすすめ」には、あるがままの彼を受け入れることの大切さが説かれています。

あるがままの彼を受け入れるとは、彼の短所をも受け入れるということで、それに対して否定をしないということです。

 

あとは、彼の長所を見つけて、長所だけを見るようにするということも大切なことだそうです。

短所を見ないということって、とても難しいですよね。

良かれと思って・・と彼を変えようとする女性は多いですが、「良かれと思って」は男性にとっては否定されていることに感じてしまうようです。

 

 

彼を称賛する

 

「新・良妻賢母のすすめ」には、彼や夫を称賛し、最優先にするということも説かれています。

彼や旦那さんのこと褒めていますか?

一緒に生活することが当たり前になると、やってもらうことが当然になり、ありがとうを言わなくなり、ましてや褒めるなんてこと全くしなくなりますよね。

 

でも、男性にとって「褒められる」ということ、特に「男性らしい点」を褒められることは究極の喜びなんだそうです。

とにかく褒められさえすれば、明日への活力と女性への深い愛情が湧いてくるのだそうですよ。

 

ちなみに子どもがいる夫婦の場合、ついつい妻は子どものことを優先にしたくなると思います。

でも、ここも大切なポイントで、家族のために働いてくれている夫を子どもよりないがしろにしてはいけないと書かれています。

 

 

子どものような怒り方

「新・良妻賢母のすすめ」には、怒りの気持ちがわいてきたときには、子どもような怒り方をするといいと書かれています。

パートナーに対して怒りが湧いたとき、まくしたてたり、理詰めようとしたり、説き伏せようとしたりしてしまいませんか?(わたしはそうでした汗)

 

「もう知らない!」とそっぽを向いて怒ったり・・

「プンプン」と言ってみたり・・

そういう怒り方をしてみようと、本には書かれています。

これはとてもハードルが高いですが、、できるようになったらすごいと思います。

ちなみに、こういう一瞬の怒りやストレスの発散の仕方は、男性にとっては可愛いらしく映るようですね・・

 

あとは、深刻な怒りの気持ちや、恨み・憎しみなどの気持ちが湧いたとき、男性が失敗したときに感じる怒りに対しては、この子どものような怒り方は使えないそうです。

自分自身の怒りの種類をしっかり吟味して、その状況ごとでうまく使い分けたり、自分自身を見つめなおしたりする必要があるということですね!

 

 

「新・良妻賢母のすすめ」は実践ありきのマニュアル本

「新・良妻賢母のすすめ」は、このように、いくつかの章ごとに内容が分かれていて、初めから終わりまでがステップになっており、実践ありきのマニュアル本のようになっています。

実際に、本だけではなく実践ノートというワークブックまで登場しています。

 

 

 

夫婦関係を改善させるための鍵は、一連の生活の流れの中で、気にも留めていなかった相手の反応や自分自身の行動の中にあります

このワークブックでは、その鍵を見つけながら改めていくということが、順を追ってできるようになっています。

 

 

「新・良妻賢母のすすめ」は方法のひとつ

実践できれば確かにうまくいく

「新・良妻賢母のすすめ」は、実践できれば確かにうまくいきます

わたし自身は、産前産後に夫と仲が悪くなり、それをどうにか解消したくて始めました・・実践しだしてからは、確かに夫婦仲はよくなりました。

夫を褒めることとか、あるがままの夫を受け入れるとか、そういうことを素直に実践できたからだと思います。

 

 

「新・良妻賢母のすすめ」は自分大好き♡という前提の上に成り立つ

 

でも、わたし自身はこの本から方法を得ることはできましたが、根本的理解を得ることはできなかったと思います。

だから、うまくいきつつも定期的に大きな喧嘩を繰り返し、そこで夫婦仲がリセットされて、また一から実践して・・というようなことをくり返してしまいました・・(+o+)

そして、最終的には夫は浮気をすることに・・(+o+)(+o+)

 

 

この「新・良妻賢母のすすめ」という本は、画期的な方法論だと思います!

でも、この前提には、「自分自身が自分を好きであること」があると思いました。

自分自身が自分らしく生きていて、根本的に自分のことを愛していないと、この本は単なる小手先になってしまうと、振り返りながら思います。

 

 

図式化すると・・・

図式化すると少し分かりやすくなるかな?と思います。

 

つまり、

自分自身が大好きということが自分の大前提になっていたら、

そもそも愛されようとしなくても愛される前提でいるし、

人を愛そうと努力しなくても、自ずと自分から愛があふれて相手に伝わっている

ということなんですよね。

 

 

自分が大好きという前提に立っていると、

相手に対して怒りを感じても、

徐々に怒りを感じた自分の心の持ち方と向き合えるようになりますから、

いつまでも怒りを引きずったり、相手との関係性に執着したりすることもなくなります。

 

 

根本的な理解や実践ができないと元に戻ってしまう

 

そのため、わたしはこの仕組みが根本的に理解できていなかったため、

小手先で枠の外から攻略しようとして、自分自身が自分に満足してないという問題にぶち当たり、見事最終的には失敗してしまいました・・(+o+)w

 

でも、いろんな過程を経て今、自分自身のことを好きになり大切にするようになってからこの本を読んでみると、

前に実践しようとしたときよりもよく理解できますし、何もしなくても今はこの本に書かれている多くのことを実践できているように思います。

 

自分自身が幸せだという気持ちを持って生きていると、その気持ちが表に出てきて一緒にいるパートナーとか子どものことをも、幸せな気持ちにさせることができるんだなーとしみじみ感じます。

 

つまり、

◆愛される妻になろうと努力して夫の愛情を得て、結果満足な夫婦関係が戻って人生が豊かになった

ということと、

◆自分自身を大切にして好きになった結果、夫のことも幸せにすることができて満足な夫婦関係が戻ってきた

という違いがあるということです。

 

目指したい方向性は同じですが、わたし自身は両方やってみて、自分の納得度が全然違うと思いました。

後者の方がわたしにとっては合っていて、納得度も高かったように思いますし、

パートナーから愛されるということだけではなく、仕事・ライフワーク・子育てなど他のことについての充実度も高まりました。

 

ちなみに、この「自分を好きになる」というところで、方法が分からないと思ってしまう方はたくさんいると思います!

これについてはまた別の記事で書いてみたいと思います。

 

 

気になることは試してみた方がいい!

「新・良妻賢母のすすめ」の本の内容や、それを実践してみて感じたことについてご紹介しました。いかがでしたでしょうか。

簡単にまとめてみたいと思います。

 

■「新・良妻賢母のすすめ」で夫婦仲は確実に良くなる

■「新・良妻賢母のすすめ」は、彼や夫とのパートナーシップを豊かにするための実践方法をわかりやすく教えてくれる本

■「新・良妻賢母のすすめ」は、妻側の人生が充実した上で実践するとさらに効果的

 

あくまでも、わたし自身にこの本が合っていたというだけであって、人によって状況やバックグラウンドは違いますから、何が合うかも違うと思います。

夫婦関係について悩んでいたり、そのほかの女性ならではの悩みについてもそうですが、とにかくいろいろな気になる方法は取り入れて試してみるといいと思います。

模索中だと視野が狭くなっているので気付けないことも多いですが、いろいろな方法を試すうちに、つながりが分かってきたり、たくさんの方法論の根底が見えてきたりするものです。

いろいろな方法を試すうちに、自分ならではの「こたえ」が絶対に見つかると思います!